ゴールデンモンスターとの戦闘
どうも最近運動不足気味の朝廷です。
やはりこんな時期だからこそちゃんと動かないとですよね。
家の中で出来る運動を頑張ろうと思います。
それではゴールデンモンスターとの戦闘スタートです。
これでラスト!
俺は目の前にあるウサギの眉間に弾を叩き込みポリゴン片に変える。
あれだけ居たモンスター達もこれで狩りきり、3つのミッションの方も達成した。
後はこのカードを受付に持っていけばミッションを達成した事になるだろう。
そういやステータス一切確認してなかったからどうなってるのかな?
ってレベルも4上がってるし、スキルレベルも育ってるな……
俺はモンスターの少ない町の外壁側に寄ってポチポチとSPを振っていく。
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名前【ウィル】
性別:男
所持金2200G
所属【軍隊】
LV5
HP500
MP50
STR31
VIT20
AGI31
DEX35(+5)
INT20
LUK15
SP0
【スキル】
【採取】LV1【射撃】LV7【体術】LV5【衝撃耐性】LV2【DEX強化】LV8【体術の心得】LV1
【称号】
【隊員番号No0003 ウィル】
【装備】
右手:量産型低級光線銃【巫】
左手:無し
頭:ランク1用軍帽
腕:ランク1用手袋
胴:ランク1用軍服(上)
腰:ランク1用軍服(下)
足:ランク1用軍靴
アクセサリー:眼鏡
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やはりDEXが欲しいのでDEXを多めに振り、【体術】のダメージを上げるためにSTRと【体術の心得】、そして実際に戦って分かったのだが、走り回って銃を撃つと言うスタイルが俺にはあっているみたいだからAGI、最後のLUKは何か一つだけ極端に低いのが悲しいため振ってみた。
そして【体術】がLV5になって2つアーツが追加された。
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アーツ名:【タックル】
ジャンル:近接~中距離
使用条件:【体術】LV5
消費MP15
説明
渾身の力を込め、相手に向かっていく。
消費MPも多く、使うと回避が出来ないが当たった時のダメージは相当。
ノックバックも発動する。
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アーツ名:【溜め】
ジャンル:自己強化
使用条件:【体術】LV5
消費MP0
説明
次に使用する【体術】のアーツの威力を溜めた分だけ強化する。
溜めている間は回避行動等の一切の行動がとれない。
戦闘が終了すると自動的に解除される。
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この2つだ。
どちらも癖があるアーツだなぁ……
チャージがあるし、使うと回避が出来ないって言うのが痛い。
まぁこれは奥の手だな。
俺は更にモンスターを狩るために森のフィールドまでやって来た。
ここら辺はモンスターのレベルが比較的高く、プレイヤーも少ない。
俺は遠距離の攻撃手段を持つ為、無理はせずに遠目から見えた敵だけを撃っている。
因みにゴールデンモンスターなら発見だけは2回しているが、どちらも戦闘になる前に見失っている。
そろそろ時間も時間だし帰るか……ってあれは?
黄金に輝く猪もといゴールデンノービスボアだ……
良し!慎重に慎重に……
俺は気付かれないように静かに照準を定めて撃つ。
すると猪は当たるギリギリで避け、そのままこちらに突っ込んでって速っ!
今までの普通のノービスボアとは比べ物にならならない速さでこちらに突っ込んで来る。
避けるのも難しく俺はそのまま直撃を受けるそして今まで磐石の守りを見せていた防具システムを貫通してHPにダメージが入る。
「チッ!」
一人で舌打ちをしながら通り抜けていった猪に向けて振り返り様に数発撃ち込む。
その内の3発は当たったが残りは一瞬光った牙によって弾かれてしまった。
てかあれはアーツの光だな……
とそんなことを考えているといつの間にか猪が目の前におらず、探そうと前に足を踏み出すと、
「ズドン!」
と言う重い音と同時に先程まで俺が居た場所に猪がいる。
なるほどストンプ攻撃か、普通の奴よりも攻撃が多彩だな……
「ブモ!ブモ!グルルル……」
猪は今のストンプ攻撃が当たらなかった事にイライラしたのか唸り声を上げながら後ろ足で地面を蹴り上げる。
俺はその隙に【溜め】を使う。
体全体をアーツ特有の光を放つ。
それに驚いたのか危険に思ったのか分からんがそのまま突っ込んで来る。
俺は一旦【溜め】を中断し、しっかりと見極めて回避をする。
ここまでしてると闘牛士の気分だが、そうふざけてもいられない。
またすれ違い様に今度は5発叩き込む。
すると急に方向を転換して、アーツの光を纏った牙で攻撃を仕掛けてくる。
というか固いな、全然怯んでる様子がない。……あれを使うか。
俺はその攻撃を受けたりいなしたりしながら、弾の設定を【貫通弾】に変え撃つ。
やはり先程よりもダメージは入るらしく、ノックバックもしている。
するといきなり距離を取り、今までとは違う赤い光を纏いながらこちらに突っ込んで来る。
俺は何かヤバイ気配を感じて撃っていくが、今まで通ってたはずの弾が弾かれる。
そんなこんなしていると、【貫通弾】の効果も切れてしまった。
それと同時に金色の毛に赤い光を纏った猪が突っ込んで来る。
そうその姿はまさに赤い彗星。
スピード3倍ってかぁ?
まぁそんなふざけてる余裕はない。
俺は最後の一手にかけるためこちらも猪に向かって走り始めた。
「【タックル】」
そう回避も出来なくなるあの技だ。
これの前に【溜め】もかけていたから相当ダメージは通るはずだ。
黄色いアーツの光を纏った俺と赤い猪がぶつかる。
この行動には猪もビックリした様だが、そのままぶつかって来た。
そのまま両方ともHPが削られる。
そして……
【耐久値が0になりました】
【防具システム停止】
【量産型低級光線銃【巫】の停止を確認】
【早急に修理してください】
俺の防具システムが解除されると同時に猪が消える。
そして大量の経験値が入ってくる。
よっしゃ!勝った!
今入ってきた経験値でいくつかレベルも上がっただろうし、ミッション達成でお金も入るから【巫】の修理もできるな。
よしよしこれがLUKを上げた力かな?
と浮かれてたのが駄目だった。
メインウェポンを壊され、今までの防御力も無くなり、今の戦闘で大量のHPを削られていた俺は一瞬のうちにモンスター達に囲まれ、始めての死に戻りを経験することとなった。
しまらねーなぁ……
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