碧い、白い。
掲載日:2019/04/23
波にのまれる前に
走り出す
不識を恐れて
遠くの方へ
いつの間にか波はすぐ傍で
瞬く間にのまれて
波の底で瞑った目を開いて
そこは明媚な碧い白い世界で。
宏闊な波の底が
陽の光のさす碧が玲瓏で。
波にのまれて
輝き知る
不識の恐れを
憾むほど
赤い 青い 白い 光が
僕をてらすから。
並の底で微笑った
こんなにも素晴らしい世界を
知れた附きが
眩しい碧を輝かせて。
いつかどこまでも届くとき迄
ここは遥かに輝いて
沢山を吸い込んで
密かに遥かに輝いて。
古瀬




