植物工場
手野グループの事業として、食品会社がある。
最近の悪天候や、災害に強い、ということで、手野グループには植物工場と呼ばれる、水耕栽培専用の建物がある。
電気は太陽光、水は地下水をろ過しており、必要な肥料や種を外から入れている。
手野グループのうち、高級料理店や、手野学園の本部キャンパスの学食などで使うための野菜を育てている。
災害に強くあってほしいということから、地下は岩盤まで貫いている太く頑丈な鉄芯により支えられており、テロ攻撃こそ弱いが、自然災害であれば、震度7の直下型地震にも歪まずに耐えることができる設計になっている。
さらに、緊急避難所として使うことができるように、工場フロアと事務フロアに分かれており、相互の行き来は屋内で、専用のゲートを通って行うことができる。
この建物だけで、野菜だけではあるが自給自足することが可能になっている。
ちなみに、1棟でおおよそ1500人分の1日に必要な量の緑黄色野菜を作ることができる。
屋上にはヘリコプターの駐機場もあり、陸地の避難が困難であっても、屋上から出ることはできる。
味はごく普通らしいので、その研究が、今も日夜進んでいる。