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弘治二年六月八日
日付は適当です。
弘治二年六月八日
今年の四月に斎藤道三殿が長良川の戦いで息子の義龍殿に討ち取られてから面倒な日が続いている。前々から気にしていた家督相続問題が表面化してきた。
連日に渡って林や勝家が兵を挙げるよう説得に来る、よく飽きないものだ。兄上が道三殿の後ろ楯を無くして好機だとでも考えたのだろう。兄上の振る舞いを快く思っていない者も多い。
だが、私に弾正忠家を継ぐ意思などはない。彼らには悪いが諦めてもらうしか無いだろう。
日付は適当です。
弘治二年六月八日
今年の四月に斎藤道三殿が長良川の戦いで息子の義龍殿に討ち取られてから面倒な日が続いている。前々から気にしていた家督相続問題が表面化してきた。
連日に渡って林や勝家が兵を挙げるよう説得に来る、よく飽きないものだ。兄上が道三殿の後ろ楯を無くして好機だとでも考えたのだろう。兄上の振る舞いを快く思っていない者も多い。
だが、私に弾正忠家を継ぐ意思などはない。彼らには悪いが諦めてもらうしか無いだろう。
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