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第三者  作者: 枕木きのこ
手記
14/21

14

 そうして眠れずに居ると、隣の玄関の開く音がし、ああ、恋人は帰ったのかと思うと、それから十分もするとまた同じ音がし、なんだ少し買出しにでも行っただけかと想像をしていた。そうして何事にもやる気を向けずに芋虫のように転がっているうちに眠りに入っていた。

 その翌日、騒々しい人の声で目が覚めた私は、ぼさぼさの頭を直すこともせずにその原因は一体なんなのだと声のするほう、玄関へ向かった。ドアを開けるとそこには街中やテレビの中で時たま見かける制服を着た数人の男たちが居、そして私の姿を見かけると唐突にこう問いかけるのである。

「昨日の深夜二時過ぎに隣人の磯山加奈子さんが殺されたんだが、君はその時間何をしていた?」

 私は寝起きの頭でこの言葉の全てを理解できずに、はてこの男は何を言っているのだろうかと首を傾げていたのだが、外の冴え冴えとした空気に触れているうちにゆっくりとではあるが全てを了解し、仰天した。

 隣人が殺された? 一体なぜ、誰に?

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