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紫霧転生 ――その身体は霧――  作者: ビーバーの尻尾
 第一章 氷獄沼 蠢く大気編
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第5話 パンダ ――蛙蛇鳥毒虫 VS パンダ――

 奴と戦い続けてはや幾星霜。どれほどの年月が過ぎただろうか・・・。


 いや別にそんな言うほどは過ぎてないんだがね。


 一番初めに僕がパンダに敗れた日から体感大体一ヶ月と一週間位だろうか、これを長いか短いか判断するのは人それぞれだろうが僕にとってははっきり言ってとてつもなく長く、また辛く感じた。


 カエル形態で池とその周辺を攻略して次なる冒険への一歩を踏み出そうとした瞬間に出足を払われ、そのまま流れるような動作にて腕ひしぎ十字固めで痛めつけられているような気分だ。パンダに。


 パンダにひたすら勝負を挑み、今のところまだ勝つことができていないのだから当然とも言えるだろう。


 しかしもちろん僕もただやられ続けていたわけではない、己を鍛え上げるとともに手を変え品を変え思いつく限りの方法を片っ端から検証してきた。


 周囲の生態系が乱れるのではないかと思うほどに大量の獲物を狩っては食らい、自分(霧)を成長させた。


 一ヶ月を過ぎたあたりから本能的にこれ以上食べてもあまり自分が成長しない気がしてきたのでそれからは肉体と霧の動きの精度を高めるよう腐心した。今では最初に比べるとかなり自由に動くようになったと思う。


 カエルの身体じゃダメかもしれないということで、周囲にいた他の動物の身体を乗っ取っては襲ってみた。・・・ちなみにことごとく返り討ちにされた。


 パンダ強えぇぇ・・・。


 ・・・パンダァァアアア・・・憎むべし・・・。


 今までの一ヶ月と一週間、僕は奴に手も足も出なかった。


 超高速で振るわれるその強靭な手足の前に地面の染みと化すことしかできず、多少抵抗できたとしても最後にはやはり負けるのだ。


 パンダ以外には大体勝てるのでやはり自分がそこまで弱いとも思えないのだが奴が別格過ぎた・・・。

 しかし、それもここまでだ。


 今日こそ僕は奴を、パンダを倒す。



 ★★★



 朝、まだ空が薄暗く、夜の名残が色濃く残っている早朝に一匹のパンダが僕の縄張りと化した・・・・・・・・・池を訪れた。

 今までに得た情報により、この森の辺り一帯には多少は離れているもののいくつか別の池があることが確認されている。


 それなのに何故かこのパンダはこの僕がいる池ばかり来ているように思える。しかも最初に比べるとかなり頻繁に。


 はじめ週一だったのが週二、週三とだんだん増えてきてこの一週間などほとんど毎日来ているのだ。この池の水はそんなに美味いのだろうか?


 毎日飲んでるというか、浴びているというか、生活の半分をこの池の水の中で過ごしているカエルにはさっぱり分からないがきっと水質とか何とかがいい池なのだろう。


 なんにせよ、頻繁に来てくれるから奇襲のタイミングとかが容易に計れて好都合だ。・・・今まで成功したことはなかったことはこの際どっかに置いておこう。


 パンダはひょこひょこやってきてどっかりと水辺に座り込むとのんきにあくびをしながらポリポリと背中を掻いて眠そうに目をシパシパさせた。


 見るからに隙だらけで背中を掻き終わって今度は徐々に腰、尻へと手を移行しつつあるパンダには緊張感のかけらもないように見える。


 が、騙されるなかれ。


 今奴にカエル形態で背後から奇襲を仕掛けたとしても座ったままの状態で尻掻いてる右手の叩き下ろしで刹那のうちに地面に叩きつけられるし、

 鳥形態で真上から頭上の死角を取って急降下してからの脳天突きを狙おうとも逆に頭上で脳漿ぶちまけられて羽を羽毛枕が破裂したがごとく舞わせられるのだ。


 蛇形態で忍び寄っても間合いに入ったとたん噛み付く間もなく意外と鋭い奴の爪によって五寸切りにされるし、

 毒虫の形態をとってこっそり近づこうとも必ず感付かれ念入りに潰される憂き目にあう。


 過剰にビビッているわけでも、注意深く推考しているわけでもない、すべて実体験だ。


 どんなに死角を取ろうともパンダの手足が異常な柔軟性を持って恐るべき速度と精度で此方を捕らえてくるのだ。


 マジ、何なんだあれ。


 手足の長さが絶対足りてない、何であれで背中とか届くんだ。


 実は骨などない全身筋肉軟体動物だといわれたほうがまだ納得できる。全身筋肉で骨無いから見た目以上に伸び縮みするとか。


 つまり何を言いたいかというと、今普通に攻撃しても無駄だということだ。

 パンダの野郎は油断しているように見えてその実、全く隙が無い。


 何があろうと即座に対応してくることを今の僕は分かっているのだ。


 散々試したのだ。間違いない。間違いなく、絶対に、今攻撃したら返り討ちにあう。


 自分でパンダに対して自分の力が及ばないことを力強く断言してしまった僕は今きっとすごく惨めなのかもしれない。

 しかし、気にしない。

 気にする必要が無い。


 正面からの力押しで敵わないのなら側面から騙まし討ちにすればいいのは自明の理。

 隙が無いなら作ればいいのだ。人間様(心は)をなめるなよ、野生動物。


 知恵比べでなら負けない。負けてはいけない。負けるわけにはいかない。・・・もし負けたらとか考えない!


 パンダはひとしきりあくびをし終えると、近くを飛んでいた虫を手で容易く捕まえ一口で平らげた。


 ちなみにその虫は超大型のガガンボのような姿をしておりなかなかすばやい動きをしていたのだが、パンダはそれを爪でスッと捕まえると間髪入れずにパクッと食べ、ゲップした。


 もうパンダというか仕草が完全にダメなおっさんにかぶって見えた。イラっとしたけどここは我慢。


 しばらくパンダは口の中のガガンボもどきを味わっていたようだが、それも終わると今度は再び四つんばいになり池に近づいた。水を飲むのだろう。

 案の定水面に口をつけると豪快に飲みだした。



 ★★★



 しばらくするとのども潤ったのか、パンダは水面から顔を上げるとぺたんと座り込み口の周りを手でぬぐい始めた。

 ・・・なんかいろいろ混ざっているような気がするがここは異世界、そんなの気にしたら埒が明かない。


 パンダは少しの間手で口をぬぐっていたがそれも終わると立ち上がり、もと来た道を帰ろうとした。


 ・。

 ・・。

 ・・・。

 ・・・・・・。そして奴は少し何か迷うようなそぶりを見せると、まるで、「あともういっぱいだけ・・・」とでも言うように池に再び近づこうと、水を口に含もうとした。


 し・て・し・ま・っ・た!


 ここだ!此処こそが勝機!!!


 奴はこの池で水を飲むとき、一通り飲んでから最後に迷うようなそぶりを見せた後もう一口だけ飲んで帰る癖がある。


 分かる、その気持ちは大いに分かるぞパンダッッ!!風呂上りにコップになみなみと牛乳を注ぎ、一気飲みしたあとにあと少しだけ飲みたくなってしまうあの気持ち!


 ポテチを一袋あけて平らげ、満足はしたはずなんだけど後ちょっとだけほしいなと思って結局もう一袋あけて全部食べきれなくなってしまうあの感じ!


 十分でもあとちょっとだけ余分に何かを求めるあの衝動!!その際に本当にいいのかなぁ・・・と悩んでしまうあの感覚!!!


 おそらくパンダも今抱いているであろうあの気持ちは大いに共感するところだが、ところがどっこい今回ばかりはそれを許すべきじゃなかった。


 そのよく考えると別によくね?いらなくね?となる、つまり比較的どうでもいい口一杯分の水を求めたせいで、パンダの思考は一瞬混雑する。


 このときにみそになるのが、比較的どうでもいいというポイントだ。


 口一杯分の水ぐらい別にあってもなくても変わらないし、そもそもさっき飲んだから必要がないし、そこまで欲しいわけでもない。


 しかし全く要らないかと聞かれたら少しほしい気がする。でもほんの少しだけだ、そんな少しだけのために動くのは面倒だ。しかしそんなに面倒かといわれればこれまた別にそこまで面倒なわけでもない。すぐそこだ。いやでも・・・。


 ・・・と、こういった具合に別にどっちでもたいした手間はかからないのに悩んでしまう。


 そして最終的にはもうこんなことで悩むのも馬鹿らしいからこっちでいいやと、その時々でほんの僅かに心の天秤が傾いた方を選択し、もう片方は無理やり思考の枠外へ押しやる。


 大体無駄な時間である。


 まあつまり悩んでから行動に移すまで、もしくは移した直後までの間、思考に隙ができるということだ。


 そもそもこのような思考自体たいした時間が掛からず終わるので普段は何の支障もないのだが。





 ――このときばかりは致命傷だ。


 突然、パンダの周囲の空気が澱みだし紫色の霧が無音でどこからともなく滲み出てきた。

 その濃い霧の中で特に濃い場所が二箇所。パンダの上空に3mほど上に現れた。

 はっきりとした輪郭を持ち、ほとんど透けていないその紫の霧の固まりは大きな鷲の鉤爪のよう。


 大きさは例のカラスと同じ、プテラノドン並みである。


 空中に猛禽類の足の先端部分だけが浮遊しているような歪ないでたちのそれらはしかし、本物の大鷲さながらのスピードでパンダの脳天目掛けて降下する。


 これぞ僕が鍛錬の末に生み出した、他の生物の体に頼らず霧だけを形状変化させ操る必殺技ッ!


 名付けて霧爪むそう!!

 いや、爪の形じゃなくてもいいのだけど。

 今回は爪だ、というかいろいろ試した結果これが一番速かった。

 ちなみに同時に複数操作するのは難しいから二箇所が今の限界です。


 水面に再び口を付けようとしていたパンダを上空から凶刃が襲う。


 だがこれぐらいでパンダを倒せるのなら僕は此処まで苦労してない。


 確かに隙を突かれたはずのパンダはしかしまさに霧爪が自らに当たる直前に動きを止めたかと思うと、瞬時に迎撃した。


 四つんばいで水を飲もうとした体勢から瞬時に上体を僅かに浮かせ、顔を傾けちらりと上を見たかと思うとその両碗が霞む。


 ――バキンッ!!


 直後、パンダに突き立てられようとしていた霧の鉤爪は硬質な音を響かせ四散した。

 霧爪は破壊されるとそのまま周囲の霧に溶け込んでしまう。


 しかしながらこれも予定通りだ。

 霧爪だけなら試したのは別に今回だけじゃない。

 今までも何回か試したし、その度に砕かれまくってきた。


 霧爪は砕かれてもまたすぐ作ればいいだけなので砕かれた直後に再び死角に作って襲わせる、というのはもう試したことがある。


 全くの無駄だった。


 パンダが作って実体化したそばから砕き続けるのだ。


 むきになって続けていたらだんだん慣れてきたのか今度は霧が収束して密度が高まる前にその場所を攻撃し、霧を文字どおり霧散させて先手を取り出す始末。


 また別のときは生き物の肉体をいったん捨てて、霧だけで向かっていった事もある。

 カエルや鳥などの肉体に入って戦うと、奴は真っ先にその動物を破壊してくる。

 では霧だけだとどうなのだろうかということだ。


 結果として、パンダはナニカいるというのは分かるようだが気体が相手だと流石に手の出しようがないのか攻撃してこなかった。


 なるほど此方を攻撃できないのか、ならばこっちのワンサイドゲーム!


 などと思ってもよくよく考えてみたら全力で霧を一箇所に集めて最高密度の最大出力で攻撃しようとも真っ向からだと力負けするし、奇襲気味に死角から複数と認められる最低限の数(2)で攻撃しようともはっきり言ってあのパンダには死角がない。

 無駄だ。


 つまり僕もパンダも互いに手の出しようがない。


 結局霧で生き物を強化する形でないとパンダには通用しないのだ。霧だけでは限界がある。

 ・・・それでも今までパンダに通用しなかったけどねー。

 ついでに言うとカエルと毒虫以外の動物だと殺されてからおいしくいただかれてしまう。

 それは美味そうに、心なしか僕に見せ付けるように食っている気がするので癪に障る。

 だからこそパンダにはもっぱらカエルで挑んでいたのだが。



 ★★★



 霧爪を砕いたパンダは次に何がくるのかとその場で軽く上体を起こしたまま身構える。

 此処一週間の間、パンダが来るたびに霧爪で奇襲しては動物形態でも攻撃しをひたすら繰り返してきた。


 霧爪がカエルが砕かれ潰されてもひたすらに再生をし続け、一見無駄とも思えるような攻防を繰り広げてきたのだ。

 パンダが今回も何かくると考えるのは必然。

 霧か、カエルか、鳥か、蛇か、はたまた別の何かなのか。


 今回一瞬の隙を突かれ少しばかり焦ってしまったのは、先ほどの霧爪を迎撃したときの動作から伺える。


 いつもなら見ることもせずに体勢すら動かさず、片手で両爪を粉砕してそのまま水を飲んでいただろう。


 しかし今回は目視した上で上体を起こし、両腕を使ってまで迎撃していた。

 結果として霧爪は、最小限の動きと速度しか使われないいつも以上の速さで砕かれ散り、パンダの警戒度が跳ね上がってしまった。


 一見難易度が上昇したように見えるがこれでいい。


 周囲をいつも以上に警戒しているということが大事なのだ。




 ・・・・・・・・・・・・。


 ガサリ、と、

 近くの茂みから音が聞こえた。


 ――瞬時に振り向くパンダ。ちょうど音がしたほうから反対側を向いていたので首を身体ごと180度回転させる。

 あまりの速度に顔の残像が元の位置に残る。


 ――ドゴッッ!!!!!


 そしてその残像目掛けてカエルが射出される。


 今までの鍛錬と一日三食デザートつきの栄養満点の食生活、十分な睡眠、何より十分に精錬された霧の品質(ただの精度)の向上と生産量(ただの量)の増加によって最初より比べるまでもなく強化された全力の一撃を御客様パンダに笑顔でお届けいたします!


 今奴の意識は完全に反対側を向いてしまっていた。


 普段奴は自分の体の周りに満遍なく意識を拡散している。

 だからどんな攻撃にも対応できるし、死角もなかった。

 だが今は意識が向いているのは一方向だけだ。


 故にたとえ今僕が後ろから攻撃してきたことに気づいても、正確な位置を掴めない。


 向こう側にいるとでも思ったかバカがッ!

 向こうの音は霧を使って茂みを動かしただけだ!


 ただのフェイントに全力で振り向きやがって、バーカバーカ。


 よくも今まで散々にぶちのめしてくれやがったな、今度は貴様が脳天ぶちまけるがいいっ!!


 そのきれいな白黒ボディの白の部分を凄惨な赤で彩ってくれるわッッ!!!


 小さな身体ながらもほぼ全てが筋肉でできているスーパーガエル改二(適当)はさながら鋼鉄の弾丸のように回転しながらパンダに放たれた。

 その速度はパンダにも負けず劣らず。


 地面を抉り、残像を残しながらパンダの後頭部に迫る。


 そして硬質化した舌を頭部に突き刺しそのまま顔面まで貫通させ、パンダの顔を血に染める。






 ―――ズドゴンッ!!!


 ・・・はずだった。気がつくと僕の身体は地面に叩きつけられていた。あまりの衝撃に地面がカエル型にへこみ、同時にカエルの小さい体の中の更に小さい内臓器官が軒並み破裂s・・・デジャブ?


 馬鹿な、何故だ。完璧にタイミングを捉えていた。あそこから振り返ってカエルの位置を視認し、反撃するのはいかに奴とて不可能なはずだ。


 がむしゃらに防御しても舌は防御ごと奴の身体を貫くし、音を聞いて反応したとしても音だけでは此方を捕らえられまい。

 それらのことは今までの攻防から分かっている。


 ・・・いや、分かっている。カエルの視点からはあまりの速さに何が起こったか全くわからず、頭が混乱してしまったが周囲を漂う霧の視界からは全てが見えていた。


 否、完全には見切れなかった。だけども今パンダはきりの中にいる。視覚で見えずともこの空間の中でなら全てが感じ取れる・・・・・


 なんと奴は驚くべきことに僕が後ろから襲い掛かったのを感じ取り、反転して迎撃するのが間に合わないと悟った瞬間。


 その場で身体を前のめりに崩れさせると同時、手で地面をつかみ重心を移動させつつ足を跳ね上げちょうど頭上を空振りしたカエルを右足の踵で捕らえるとそのまま体全体を躍動させて地面に叩きつけたのだ。


 そばから見るとパンダがいきなり縦回転したように見えるのではないだろうか。


つまり、隙などなかった。


 ・・・なんだそりゃ!非常識すぎる!パンダがそんな動きするなよ!

 予測できるわけないだろそんな動き!


 パンダは憎たらしいことにもの凄く勝ち誇った表情でドヤ顔している。(ように見える)

 悠々とカエルを見下ろし、ニヤニヤしている。(ように感じる)


 実際にパンダの表情なんぞ分かるわけないが、なにかそういう雰囲気を醸し出しているのだ。

 絶対にこいつは今、すごい満足げな表情を浮かべている。


 というか、お前二本足で立てるのかよ。初めて見たぞそんなの。

 もうそれぐらいじゃ全く違和感を感じないがな、こいつならやろうと思えばきっと逆立ちもできるに違いない。

 ・・・いやまあ、普通にびっくりしたけど。


 そしてパンダはその満足げな表情のまま、再生しかけていたカエルをもう一度しっかりと踏み潰しながらくるりと池へ背を向けた。

 森へ帰るつもりだろう、・・・お前そのまま二足歩行で帰るのかよ。


 しかし満足してもらっては困る。

 確かに先ほどこれで仕留めたと思ったのは事実だし、あんな方法で回避されるとは微塵も思ってなかったが、―――此処からが本番だ。



 突如、パンダの後ろで池の水面が爆発する。



第二ラウンドの前に小話を挟みます~

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