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紫霧転生 ――その身体は霧――  作者: ビーバーの尻尾
 第二章 梟敵の巣窟 研鑽する獣心編
25/40

第25話 ただの狩り ――意志力 VS 【】――

 


『よし、シム今日はかりに行ってみようか』


 そんな言葉をかけられたのは僕とネージュが馬鹿でかいイノシシみたいな動物で一緒に昼食を取っていた最中だった。洞窟の中の、湖の横。


「狩? 狩ってことは下の森に降りるの?」


 半分に千切り取られたイノシシを霧で包んで消化していた僕が聞き返すと口から血を滴らせつつコクリと頷くネージュ。

 彼女は普段銀髪ワンピースの少女姿だが食事の時は竜に戻っている。そっちの方が食べやすいからだ。

 食事の時、霧で消化する僕は基本無音だがネージュはバリバリと豪快に食べる。血とか飛び散りまくるしけっこうグロイ。


「狩か~、いいんじゃない。最近けっこうのんびりしてるし、ミストラルが起きないから魔法教えてもらえないし・・・。なにか新しいことがしたかったところだよ」


『そうむくれるなシム。ミストラルが起きるまでは持続的にあの部屋の魔法陣に魔力を流しておかないといけないからな。どうせ教えるなら万全の状態で教えたいんだよ』


 ミストラルが眠っている部屋に治療用の魔方陣があるのだが、ネージュはミストラルが(僕によって)ぶっ倒れてからずっとそこに魔力を注いでいる。もう一週間も眠り続けているからミストラルが(自分がやったとはいえ)少し心配なのだがネージュによると竜は時間のスパンは人間より長いので大して心配する必要はないらしい。


 ミストラルが目覚めないと魔法を教えてもらえない。ファンタジーの代名詞が目の前にあるのにずっと待ての状態である。ミストラルが目覚めるまではネージュの実験を手伝う約束なのでもしかしたらネージュ的には色々捗ってホクホク状態なのかもしれないが。実際ちょい前に行った島を貫通するほどの実験のほかにも色々とこの身体きりで実験をしている。


「まあ実験も面白いから別にいいのだけど・・・。ネージュは僕の何がそんなに興味深いんだか」


『全てだよ。じゃあ食べ終わったから早速行こうか』


 一瞬光った白の竜は次の瞬間には人間の姿でパンダの横にいた。洞窟の外に向かって歩き出す。

 僕も地面を汚していた血とネージュが食べ残したイノシシの残骸を霧で綺麗に取り込んで消化すると後に続く。


 狩か・・・今しがた食べたイノシシ的なものとかを狩るのだろうか。

 このごろ久しくやってなかったからな。狩人時代(カエル時代)の血が騒ぐぜ。この身体パンダでまともに狩をするのは実は初めてだが・・・ハッキリ言ってイノシシでも鹿でも熊でも何でも狩れる気しかしない。竜だって倒したのだ、例え異世界補正でどんだけ強化されようとも今のパンダの敵ではない。


 狩って狩って、狩りまくってやるぜえええ!!



 ★★★



「ネ、ネージュ・・・狩るのって、え、これ? これ狩るの?」


『どうしたシム。さっきまでヤル気満々だったじゃないか。そうだよ、こいつ等だ。別にそこまで大した相手でもないが数が多くて経験値も手ごろなのでどんどん狩っていいよ』


 僕は目の前の光景に戸惑っていた。いや確かにさっきまでなんだろうと狩ってやる気満々だったが、これは・・・。


「てっきり熊とか鹿とかの動物系だと思ってたので・・・、確かに倒すのは簡単かもしれないけどなんと言うか、いいのかなって・・・」


『いいに決まってるじゃないか、こいつ等は繁殖力が高いからどこにでもいるし、ここら一帯を狩り尽くしても問題がないぐらいだよ』


 そうなのか、そんな雑草感覚で大丈夫なのか。繁殖力高いとかやはりテンプレなのか・・・。じゃなくて。


「なるほど・・・、いや自然生態系を心配したわけじゃないんですけどね。こう、なんというか。うーーん、あれですよ。ハッキリ言ってしまえば、・・・人型じゃないですかゴブリンて」


 ゴニョゴニョ言い始める僕。


 そう、ゴブリンである。


 今僕はネージュと一緒に地上ウン千メートルの竜の里から降り、パンダがかつていた森とはまた違う森に狩りをしにきている。

 どうやらかつてパンダがいた場所やその付近は動物系統の魔物が多いのに比べ、この付近には亜人系統の魔物が多いそうだ。


「しかも、なんかけっこう知能あるっぽいし。家建てて畑耕して火を使って、武器を持つぐらいには知的生命体ですよね・・・だから、その」


 ここから見てみるとゴブリンたちは木造ながらなかなかしっかりした作りの家々に住んでいるように見える。真ん中に居住区があり、外側を覆うように畑があり、更にその外周を柵が覆っている。ゴブリンの集落だ。

 中にはゴブリンの子供たちが木の枝や小石を使ってなにか遊びをしている様子も窺える。


「凄く・・・襲いづらいというか・・・何と言うか・・・」


 ファンタジーの定番、ゴブリン。馬車とかを襲っているところを逆に退治されてしまうことが運命付けられている雑魚モンスター。


『・・・おかしいな』


 怪訝そうな顔をするネージュ。おかしなことを言うやつだなって思われてしまったか。


「・・・と、言われましても・・・」


 緑だしなんとなく凶悪そうな面構えをしているところまでテンプレだ。これで人を襲っていたら喜び勇んで退治できそうなんだがここは森のど真ん中だし見渡す限り馬車もない、というか道自体ない。


 別に悪いことしてなさそうで森の奥地で暮らす原住民?みたいな印象である。狩る!って言われてもしっくりこない。これは駄目だろう。


『人間もゴブリンを狩るものだと思っていたのだが、違うのか?』


 ネージュは少女の姿で首をかしげる。


「もちろん時と場合によってはすると思うけど、今あのゴブリンたち特に何も悪さとかしていないし此方に対して好戦的というわけでもなさそうだし・・・」


 むしろ穏やかに、平和的に暮らしているんじゃないか?今畑で子供を抱き上げたゴブリンとかまんま普通の幸せな父と子の構図なんだが。


『うーん、そうだね。確かにここいらでは人間がいないからとくに悪さとかはしていないけど、人間がいるところでは好戦的なんじゃないか?』


 不思議そうに言うネージュ。

 やはり竜と人とのカルチャーギャップか。

 いや、異世界ギャップか?


『・・・どうしても駄目?』


「・・・本当に、申し訳ございません」


 ネージュの意思も尊重したいが、流石にこれは無理ですはい。

 せめてどうにか落としどころを付けられればいいんだが。代わりとして食事用に熊百頭狩ってくるとかじゃダメ?あ、でもそれはそれで生態系がヤバイことに・・・うーん。


『万全を期して、『役』は完成してから与えるつもりだったが・・・・・・仕方がないな』


 考え込み、どうやったらネージュに上手く説明できるかと思っていると、ネージュがなにかをぼそりとつぶやいた。


「ん?ネージュ今何か『【シム、私の目を見ろ】』


 突然ネージュがパンダに頭を掴み、視線を合わせて来た。綺麗な白銀の瞳だ。見ていると吸い・・・込まれ、そう、に・・・―――。


『【もしシムがこれからこの世界で人に会っていくのなら】』


 ネージュは続ける。


『【ゴブリンぐらいは殺しといた方がいい】』


「・・・・・・?」


『【ゴブリンは性欲旺盛でね、人間の女性を浚ってきたりすることもある。そういうのを防ぐためにも人間がゴブリンを殺すことは珍しいことじゃないよ】』


「・・・・・・」


『【人間社会と交流を持つ者もいるが、そうでないものは基本的に対立していると考えていい。そしてあれらは見てのとおり人間と交流を持っていない】』


「・・・・・」


『【つまり君が人間たらんとするならば、あれらを皆殺しにしといた方がいいわけだ】』


「・・・・」


『ふぅ、こんなところか。気にすることはないよ。あんなものハッキリ言ってゴミみたいなものだ。私の実験の為に使うのだからむしろ有効活用さ』


「・・・」


『いままでシムが実験で成功させた方法であの集落を皆殺しに、ああでも周りの森はあまり破壊しないように』


「・・・」


『周辺の他の集落に逃げられたくもないから、一匹も逃さないのが理想かな』


「・・・」


『まあ数日の内に集落ごと移動なんてしても、逃れられる範囲なんて決まりきってるけどね』


「・・・」


『じゃあ、シム。行ってみようか。なに単なる狩りだ、気軽にやっていいんだよ。私はここから見てるから思う存分狩ってきてくれ』


「そうだね、ネージュ。どっか取っておく部分とかある?」


『いいや、なにも。ゴブリン程度どこにも価値なんてないさ。せいぜい腹いっぱい食べてきてくれ』


「了解、ネージュ。行ってくるよ」


 僕はネージュを残したままゴブリンの集落のすぐ近くにあった巨大な木から飛び降りる。狩の開始だ。




 ★★★




 断末魔が、あった。


 すぐに途切れたそれは今しがたパンダが霧で食い殺したゴブリンのものだ。

 門番までは気付かれずに殺れたのだがとうとう気付かれたか。


 集落の外側の畑の部分。農業に勤しんでいたゴブリンに発見されたので速攻で殺そうとしたのだがワンテンポ遅かった。

 悲鳴あげる前にぶん殴って殺したほうがよかったか?いや、それでももうここまで来たらどっち道見つかるか。


「グラガ!ラガ!ラガラガラガ!!」


 同僚がパンダから伸びる紫色の巨大な蛇のようなものに丸呑みにされたのを目撃した別のゴブリンが何か叫びながら居住区の方にすっ飛んでいった。


 ガラガラ言っている様にしか聞こえないがおそらく敵襲を告げているのだろう。というかむしろこの状況でそれ以外を伝えている方が逆に不自然である。


 パンダもぐだぐだしていられない。ゴブリンどもが逃げ出す前にさっさと実演することにする。


「とりあえず、一個一個やっていくべし」


 まずは片手を切り落とさねば。


 パキン、ブチッ


 左の手首を弱体化、根元を右手で千切る。

 骨と肉が途切れる音がした。


 シュウ・・・


 左手はすぐに再生。


 次に霧を千切った手首に注ぐ、十分に注いで力がたまったと感じたらこれを・・・。


「ほいっ」


 目の前に軽く投げる。


 ポイッと放り投げられた僕の左手はそのまま地面に落ちると思いきや・・・空中で止まる。成功だ。

 パンダ(二足歩行)の目線で空中に浮く左手はシュールだがこれでいい。


「よしよし、行ってこーい」


 宙に浮いた左手を中心に一瞬紫色の霧が渦巻く。するとそれは鳥の形を取り、羽ばたいた。所々輪郭がぶれる紫一色の鳥はゴブリンの集落に飛んでいく。


 これぞ僕がネージュの実験で開発した新たな霧の手法の一つ。紫霧分身シムぶんしんだ!


 どうやら(きり)は自分を分割して動くことが可能!

 ネージュとバトッた際に両手が身体から離れても動いていたことを指摘されたことから初め、その後何回かにわたる距離や動作や反射の実験を経てどうやら分身のようなことが可能だと判明。


 自分が二つ以上に分かれて行動していると言う状態がなんか居心地悪くてソワソワするから初めは慣れなかったけどとても便利にしています。


 そして左手が空中で止まった理由。これは紫霧飛行シムひこう


 どうやらきりは霧単体で空中に浮かぶ力があるらしく、ある程度までの重さなら持ち上げることが出来る模様。

 流石にこの身体パンダ全部は不可能だが手とか足とかの一部分なら可能!やったことないがろくろ首みたいに頭だけ飛ばすことも出来るはずだ。


 さらに、鳥の形を取ったのは紫霧変身シムへんしん


 きりは今まで乗っ取った生物の身体、形を霧だけで再現することが出来るぞ!これはカエル時代には明らかに出来なかったがパンダにランクアップした際に出来るようになったのだろう。さっきゴブリンを丸呑みにした蛇もこれだ。


 ネージュと実験していくうちにこのように自分の知られざる能力が明らかになっていったのだが、そのうちいくつかは元々出来たかもしれない事を知らなかったのではなく、今までは全然出来なかったことが急に上達して出来るようになったように感じた。


 ネージュいわくレベルアップの恩恵だろうとのこと。詳しくは魔法を教える時に一緒に教えると言われたが今の僕にはレベルアップが必要で、更にそのためには魔物を狩りまくればいいらしい。


 ということでゴブリンを狩る。


 ポキ、ブチッ、シュウ・・・

 ポキン、ブチッ、シュウ・・・

 パキ、ブチン、ジュウ・・・


 ゴブリン集落の中心に向かって歩きながら左手を新たに再生すると再び千切り、鳥にし、蛇にし、どんどん分身を作りながら進んでいく。そういえば今まで再生する時は破片を集めて再生するところを、集めずに新たに作り出す感覚も新たな発見か・・・。紫霧再生シムさいせい? どうでもいいか。


 よく考えれば普通に出来ることにいちいち技名を付けるのも考え物だな。普通に殴ったり蹴ったりする時に『右手パンチ!』『左足キック!』とか言わないしな・・・。

 ・・・実はさっきの技名ダサかったりしない? ちょっと不安になってきた。

 ネーミング関係はしばらく横に置いておこう、後々思い出して身悶えするのは嫌だ。


「どうせならもっとこう、技っぽいのないのか」


 頭の中でとりとめもないことを考えたが、視界に映った鈍色の輝きで現状に引き戻される。

 門から畑を通り、居住区に通じている道から武装したゴブリンの一団が集落から現れた。


 丁度いい。向こうから向かってきてくれるのなら追い詰める手間が省ける。

 すぐ皆殺しに出来ると思うけど、せっかくだから色々試させてもらおうか。




 ★★★




 ゴブリンの集落から火が上がっている。


 僕が火を付けたわけじゃない。

 粘つく黒い液体をかぶったゴブリン達が捨て身でパンダに組み付いてきて、同時に松明みたいなものを自分にあてがい自ら火達磨と化した結果だ。より具体的に言えば僕がそいつらを引き剥がして彼らの家に叩きつけて始末した結果だが。


「あーー、やり忘れてたことけっこうあった・・・。でも初披露では良くできた方だと思いたい」


 黒く煤けたゴブリンの死体を踏み砕きながら自分が入ってきた門とは真逆の方向にあるもう一つの門へ歩いていく。


 彼らゴブリンの最後の足掻きであろう自爆特攻はパンダに何のダメージも与えていない。再生するまでもなく、あれぐらいの火なら毛皮さえ燃えはしなかった。


 最終的にあの黒い液体、原油のようなものか、あれをでかい壷ごと丸々ぶっかけられて火を付けられたがそれさえなんの痛痒も覚えなかった。


 今だよく燃える家々の横を通り過ぎて奥へ奥へと進んでいく。戦うゴブリンたちはさっきの奴等で最後だったらしく、人っ子一人いないがらんどうの通りを歩く。


 すると同じ道を丁度反対側から何者かが歩いてくるのが見えた。

 向こうから二体のゴブリンが此方に歩いてくる。返り血に染まって赤くなった服を着た二体のゴブリン。


 無言でお互いに真っ直ぐ歩き続けたパンダと二体のゴブリンはどんどん近づき距離を縮め、向かい合わせで手を伸ばせば届く距離になりようやく止まる。


 パンダはまじまじとゴブリンを見る。


「やっぱ、まだちょっと違和感が・・・」


 とパンダ(ぼく)


「同じ自分なんだけどね」


 としわがれた声でゴブリンA(ぼく)


「そこは・・・慣れでしょ」


 と同じくガラガラ声でゴブリンB(ぼく)


『なんか独り言みたいで・・・いやまんま独り言か。止めよう』


 三つの声が重なる。


 一番初めに殺して乗っ取った門番改め、門番の格好をした二人のゴブリン(ぼく)はあらかじめ集落の反対側に行って逃げ出すゴブリン達を待ち伏せしていた。

 パンダを相手にしていたゴブリン達は男衆がパンダを足止めしている間に女子供を裏側から逃がそうとしていたが、それを阻止していたわけだ。


 門番ズ(ぼく)は霧を引っ込めた状態で普通のゴブリンを装い、逃げ道を誘導するふりをして森を進んでいく最中に後ろの方から順々にナイフでブスリ。

 ゴブリン達も流石に最後の方では何かがおかしいと気付いたが、その時にはもう遅い。


 初めから力ずくで狩りまくってもよかったが意外と逃げ出すゴブリン達の人数が多かったので怪しまれないように少しづつ狩っていった。

 ゴブリン達は軽いパニック状態だったので何故反対側にいたはずの門番たちがこんなにも早く逆サイドにいるのかとか誘導する道が少し変とかいう疑問は適当に答えるだけで何とかなった。


 総じて、わりと簡単な作業だった。


「じゃあネージュのところに帰るか、小一時間ぐらいかな?思ったより早く済んだ」


 目の前でゴブリンA、Bの身体が霧に分解されて崩れ去り、持っていた剣がカランと音を立てて落ちる。同時に空や地面を俳諧していた紫色の鳥や蛇、昆虫や狼なども形を失い紫の霧と化して僕に還ってくる。纏わりつくように僕の元に返ってくる。一瞬パンダの姿が霧に飲まれるが、すぐに一定量を残して体の中に消えていった。


 僕は今だ黒い煙を上げるゴブリン達の集落跡、その中心に背を向けると、ネージュのいる方向にゆっくり歩いていく。

 歩きながら焼け跡に残っていた水がめをヒョイと拾い上げ、ゴクゴクと飲む。


「うん、今日もいい天気だな」


 晴天の青空に浮かぶ黒煙を見て、晴れ晴れしい気持ちになる。やっぱり一仕事終えたあとってのは清々しいものだ。


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