表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

裸で立つ渡り鳥

はじまりの春

作者: 名前が登録されていません

はじまりは春

人と人との出会いは、運命である、と。


私は運命を信じる。

私は運命を信じない。


私の4年間を運命付けた出会いが、その時確かにあり、私はその蜘蛛の糸を手繰って、地獄から抜け出せた。


ただ、地獄もまた、それはそれで良いものだったのかもしれないし、それを掴んでいなくとも、また新たな蜘蛛の糸を見つけられたかもしれないと、私はそうも思う。


結局、私たちは一つの道しか歩むことが出来ず、二つの選択肢に出合って、二つとも選んでも、二つとも喪っても、それはそれで一つの道でしかなかったのだとも。


今でこそ、私はそう思う。


2011.12.15

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ