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スペースウォーリャーズシリーズ~赫翼のエリアルヘロン~  作者: 大和煮の甘辛炒め
phase1 二章 赫翼とエースと黒蛇

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防衛艦隊攻略(1)

 「ハナサギにリスポーン制限をかけました」


「よくやった」


「ただ、、、、」


「なんだ?」


「ヒナタの妨害に遭って、全プレイヤーにもリスポーン制限がかかって、、、、」


「一向に構わん!黒蛇の出現率は?」


「、、、、0.03%から0.5%に引き上げました。デモンズとの戦闘に黒蛇が出現する確率は高くなりました」


「そうだ。それでいいんだ。カガリのためならなんでもやる。それが俺たちだ」


「、、、、」


⭐️⭐️⭐️


地球防衛機構の艦隊、総数百八。


その全てが集結し、デモンズを破壊せんと準備を進めている。


ピースコンパスの旗艦、『ノアの方舟』も例に漏れず戦闘準備を進めていた。


ハナサギ達は艦橋に集まっていた。


「デモンズが仮に天体破壊兵器を有しているとするなら、固まって戦闘するのは悪手よ。散開して狙いをばらけさせる必要がある。んで攻略なんだけど、、、、情報なし。そもそもあれが堕とせるものかどうかすら分からない」


「流石に堕とせるだろ。デモンズを堕とす以外に勝利条件が思いつかないし」


ミネーが腕を組んで首を傾げる。


「遊撃隊を編成してみたら?何か弱点が見つかるはず」


アリスの提案にユカが頷く。


「もうその手は打ってある」


「お、判断が速いね」


ヴァリュートがニヤッとする。


「もうメンバーは決まってるわ。プライマルクランの二人とハナサギ君、ミネーよ」


「四人?いや、いくらカガリがいるからって四人は、、、、」


ミネーが青ざめる。


「大丈夫よ。カガリ一人でどれだけの戦力になると思ってるの?それに貴方達には別の仕事があるのよ」


「別の仕事?」


「プライマルクランからの情報でね、デモンズを守る防衛艦隊がいるらしいのよ。貴方達とテリアンクランのグレイス、ブルーファイターズのメンバー達でその艦隊を潰して欲しい」


「、、、、プライマルクランはどこからその情報を?」


ミネーが尋ねる。


「、、、、さあね」


ユカが一瞬の間を置いて首をすくめる。


「分かった。その前に一旦ログアウトしても良い?」


アリスが伸びをしながら尋ねる。


「ダメよ。と言うかログアウト出来なくなってる」


「え?なんで?デモンズ堕とすまで?」


「多分ね。ヨッシーも全然ログインしてないし、何か障害が起きているのかも」


「最近見ないと思ったけど、そうなんだ」


「お前はなんでそんなに気楽そうなんだ?」


ミネーが俺に尋ねてくる。


「だってプライマルいるし、、、、」


「お前らのカガリに対する信頼度の高さは何なんだ。あいつはこの『スペースウォーリャーズ』でずっと頂点に君臨してるんだぞ?優しくしてくれるとはいえ、いつ裏切られるか、、、、」


「その心配はないよ」


ミネーの言葉は明瞭な声に遮られた。


「あ、あんたは、、、、!」


ミネーが驚く。


「あら、カガリ。どうかした?」


ユカが立ち上がって会釈する。


「突然すまない、ユカ。君のところのファナリス?だったかな、中々優秀なパイロットじゃないか。どこからあんなプレイヤーを見つけてくるんだ?」


「あれNPCよ?そんなことより何か用があるの?」


「いや、もう出撃するぞって」


「へ?もう?」


俺は腑抜けた声を出してしまった。


「俺たちは先遣隊だ。さっさと行くぞ」


カガリはそれだけ言って艦橋から出ていく。


俺とミネーは顔を見合わせてすぐにカガリを追いかける。


⭐️⭐️⭐️


『ノアの方舟』から出撃した俺たちは一旦プライマルクランの旗艦に立ち寄った。


そこでワープ装置、ロケットブースター、クローキング装置が一緒くたになったユニットを装備させられた。


「エリアルなのにここまでカスタムできるのか、、、、」


ミネーは呆然として呟いていた。


ここでエレンと合流し、四人はデモンズの元へワープしていった。


そしてまもなく、地球防衛機構の艦隊もワープをし、デモンズを墜とさんとするのだった。


⭐️⭐️⭐️


《できるだけ速やかかつ、損害を出さずに処理してちょうだい》


ユカの声が聞こえる。


周りではフル装備の味方のアーマードスーツが編隊を組んで飛んでいる。


その中にはブルーファイターズのカナとロイもいる。


『結局コイツはお咎めなしか。腐ってんな、運営。ロイは正気か?こんな運営に協力するなんて、、、、』


「チッ」


思わず舌打ちが出る。


『どうせカガリが全部掻っ攫っていくんだ。ちょっと考えれば分かるだろ』


グレイスの指示が聴こえる。


《前方に敵目標を確認。進路を維持せよ》


『まだその時じゃないか。一ヶ月後だな』


⭐️⭐️⭐️


敵の防衛艦隊の旗艦の艦橋に警報が響き渡る。


「敵襲!敵襲!数十八!アーマードスーツです!」


「対空戦闘準備!アーマードスーツの準備をしておけ!」

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