閑話1-3
本日、閑話三つ。
短いです。
閑話1-3
うちのおにいちゃんはカッコイイのです!
年は少しはなれているけど、いつもぼくにやさしいの!
おにいちゃんはこわくない。
背も高いし、切れ長の目も鋭くて男って感じ!
ぼくは……ほっぺたもプニプニだし、相手をにらんでも笑われちゃう……。
おにいちゃんみたいになれるのかな?
なれるよね?
だってきょうだいだもの!!
お兄ちゃんはもっと友達と遊んできていいんだぞって言ってくれるけど、がんばっているお兄ちゃんの助けになりたいんだ。
洗濯はおぼえたけど、色物ってので失敗しちゃった……むずかしい。
そうじは学校でもやってるから大丈夫。
たぶん。
おかあさんは朝に会える時もあるけど、会えない日も多いんだ。
かんごしさん?昔はナースっていってたんだってさ。
夜に働く事が多いから会えないの。
さみしいけど、がまんする。
代わりに、おにいちゃんががんばってくれてるんだ。
いっしょにごはんを作ったりするんだよ?
ぼくは包丁を持たせてもらえないけど、ピーラーっていう便利な物があるのでお手伝いは出来る。
火は使わせてもらえないけど、味見はぼくの仕事なの。
たまにおいしくない時もあるけど、二人で笑って終わり。
しおちゃんちでごちそうになる事もある。
おばさんのごはんはおいしい。とてもおいしい。
たぶん、うちのおかあさんよりも……。
でも、これ口に出しちゃいけないんだよ?おにいちゃんがいってたからまちがいない。
おじさんもおばさんも信兄も優しいんだ!
しおちゃんはおねえちゃん。
いつもニコニコしてていやな感じが全然ないの!
だから大好きなんだぁ。
おとうさん。
ぼくはおぼえてないの……。
死んじゃったとは聞いてる。
聞けば色々話してもらえるけど、たまに悲しそうな顔をするから出来るだけ聞かないんだ。
運動会で友達のおとうさん、おかあさんがいっしょにごはんを食べているのを見ると少し悲しい。
その代りにおかあさん、おにいちゃん、しおちゃんがごちそうお弁当を持ってきてくれるから直ぐ元気になっちゃう。
そんなぼくの家族。
でも最近ちょっとおかしいの。
おにいちゃん、しおちゃんね。
二人でおにいちゃんの部屋に入って何かしてるんだ。
ぼくも仲間に入れて欲しいなぁ。
少しだけもれてきた声を聞いたんだよ?
スリープ?カウンター?
たぶん英語ってやつなの。
知ってるんだからね!
今度、仲間に入れて!って言おうと思います。




