回答者:紫生サラさん・霜月透子さん・仲遥悠さん
回答者:紫生サラ
苦手な事は数あれど、特に苦手な事があります。
というわけで、葵生りん会長に協力して頂き答えたいと思います。
「純白のシルク地に同じ純白の糸で花柄の刺繍が施されたすらりとしたシルエットのネグリジェが、夜風を孕んでふわりと揺れては月明かりをてらりと反射する。……」
こちらは、葵生りん会長の「妖精の湖」新婚初夜1の冒頭部分に書かれた文章です。どうですか? 短く抜粋しましたが、美しく、詳しく、目に浮かぶような描写ですね。
そう、私は「こんな服装しているよ~」というのを書くのが苦手! つまり上記のような描写が苦手なのです!
ぐはっ!(吐血) ……書いているとわけがわからなくなるとです……。
そこで考えます。どうすればよいのか……。
練習? 練習か? 書く練習が必要なのか? でも、私の眠ったままの乙女力じゃ……。
いや、待てよ? そうか、書かなければいいのか!
はい、というわけで対応策です。つまり、服、着てなければいいんですね。
ねっ? 私の作品を見ていただければわかりますよね?
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回答者:霜月透子
苦手なところはいくつもありますが、最近痛感したのは、「男性視点で描くこと」。
性別特有の心の動きってやっぱりあると思うんです。私は自分が特別女性らしいとは思っていませんが、それでも友人のほとんどが女性なので、女性特有の考え方や心情に馴染みがあります。けれども男性とは内面深くに触れるような話をすることはないので、ざっくり言ってしまうと何を考えているのかわかりません。
人の内面というのは画一的ではありませんから、想像で補えばいいのかもしれませんが、男性が読んだ時に「こんなのないない!」と思われそうで怖いです。実際、プロの男性作家が描く女性像が作りものっぽく感じることもありますし。
対策は……まだ見つかりません。心を割って話せる男友達がいればいいのかなぁとは思いますが、今の生活は男性どころかほとんど人に接する機会がないので、どうしたものかと途方に暮れています。
あれ? でもそういえば、この『ELEMENT夏号』のテーマ創作は男性視点でした……。自然に書けているといいのですが。
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回答者:仲遥悠さん
私は全体的な描写が苦手です。
キャラクターの動きや心情、風景などなど…挙げたらキリがありませんが、語彙力不足のお陰で事ある毎に変になってしまったり、似たような表現を使ってしまいもどかしい気持ちになります。
他ですと…文章がぶつぎりになってしまったり、唐突な展開になることが…我ながら困ったものですよ。
対策ーーーと言う程のものではありませんが、気分転換を兼ねた読書をするようにしています。 書き方、キャラの台詞、表現…要は見て習っているという感覚ですが、そんなこんなして勉強しています。 活かせてませんけど…あはは。
読書以外では、深く考えることなく取り敢えず文章を起こしてみますね。 風の向くまま気の向くまま、筆の進むままに書き時間を置いてから訂正して、それを投稿することがここ最近の主流です。
お話自体は投稿日の大体一ヶ月前に書き上がることが多いので、番外編を書いている際どうしても最新の進度で書いてしまい、呼び方が変わっていたり…新しいキャラクターが登場していたりという疑問が出てしまうのですね。 どのような形であれ番外編では多くのキャラクターを出そうとするので、書き上げてから「しまった…っ!」と、時系列のズレに直結してしまうことも。
時系列を戻すことは有れど、進めるのはまず無いので新しかったりするの…かも、しれませんね(笑)
>サラさん
まさか、そんな理由!?と思わず吹いてしまいました。いやいや、動物達もちゃんと毛皮着てますよ!
しかしサラさんは色々な要素を組み合わせてコラボさせるのがとてもうまいですよね。
>霜月さん
男性視点、違和感なく読めます……って、女性に言われても説得力ないですかね?
でも男女問わず、いろんな感性や考え方を持っていると思うので、大丈夫なんではないかなと思います。そういえば、私は子供の視点が男性視点以上に難しく感じます。
>仲遥さん
読書で勉強、同じです!!
普通に読むと世界に入り込んでしまって表現を意識しないので、似たようなシーンを書くときに「勉強!」と意識して読んでます~(^^ゞ