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ELEMENT 2015夏号  作者: ELEMENTメンバー
セッション・ソロ
13/19

40女パート「ストレンジャー好子」(作:紫生サラ)

 程よく調節された淡い灯りに浮かびあがる店内には、丁寧に磨かれたグラスと店の歴史を感じさせる酒気を帯びたバーカウンター、そしてテーブルが数席置かれていた。  

心地よい音楽と店主の趣味なのか所々に猫をモチーフにしたインテリアが灯りに映り、こちらの様子を伺うように揺れている。

 ここ「BRA×2BA×2」のカウンターの一番奥の席が私の特等席だ。

 店内には数名いた馴染みの客も引き上げ今はグラスを傾ける私ともうテーブル席にタバコを燻らせる男が一人だけ。

およそBRAには似つかわしくないような清楚な印象を持たせるこの店のマスター、馬場葉月の前でこの時間を楽しんでいた。

「また、お仕事ですか?」

「まあ、そんな所」

 グラスを磨く葉月は僅かに瞳を上げると私の表情から何かを読み取ったのだろう。彼女の観察眼には恐れ入る。

 私は彼女が出してくれた料理に手をつけながら、僅か数時間前の記憶を辿った。


   ◯


「渡瀬鏡子?」

「聞いたことはあるかね?」

「いえ」

 私はこの室長室の主である田野倉の言葉に表情も変えず言葉短く否定する。

彼とこうして会うのも久しぶりだ。

 こちらに背を向けていても彼の気配は以前と変わらず鋭く隙がない。

 一八〇を超える長身。もう五十代半ばのはずだが、鍛えられた体は今でも厚みと太さ保ち、スーツの中に納まっているのがひどく窮屈そうに、すぐにでも現場に戻れると服の中から主張しているようであった。

 田野倉は、私の返答に頷くと直立する私の前に数枚の紙の資料とメモリーカードを差し出した。私は一先ず紙の資料の方を手に取り目を通す。

 資料には渡瀬鏡子という人物に関するデータが少ないながらにまとめられている。 それにしても随分と情報が少ない。

「今から四十年ほど前の人物だ」

「四十年前?」

「そうだ、そしてバイオサイバネティックス手術の最初の被験者でもある」

 バイオサイバネティックス手術とは、人間の衰えた部分や事故などによって失われた機能を補完するために行われる技術だ。

 例えば、視力の衰えたものや失ったものの代わりとして、眼球の代用品となる装置を視神経に連結、もしくは脳に電気信号で送る事により視力を復帰させるなどの医療的な目的に使われる。今では、再生医療を含めた医療分野のみならず、他の分野でもなくてはならない技術とされている。

「この手術を考案した人間は有名ね。名前は確か南雲……」

「南雲雄一。日本人だ。彼が最初の手術を成功させたおかげで、この分野の研究を一気に拡大を見せた」

 医療現場で一般化したのが三十年前。特にアメリカでの導入が最速だった。

 南雲雄一はこの発見と研究の功績でノーベル賞候補にもなっている。

「しかし、当初はかなり失敗が多かった。成功率は十パーセントを切っていたとか」

 私の言葉に田野倉は頷き、言葉を続けた。

「初期のバイオサイバネティックス手術に失敗が多かったのは、後に発見される適合性の問題があったためだ。今ではすっかり常識になっている事だがね。事実、彼が開発したものは、その適合率の極めて低いタイプのものだった。それ故に、渡瀬鏡子以降の手術は失敗を続けている。渡瀬鏡子は最初の被験者にして奇跡的にこのパーツの適合者でもあったというわけだ」

「ずいぶんドラマチックな話ね」

「もし、彼女の成功例が無ければ、この研究が現在のように日の目を見る事はなかっただろう。人間の体に機械を埋め込む。言うなれば半サイボーグ手術、いわば改造人間だ」

 その改造人間手術を今では嬉々として受け入れ、日帰りの美容整形でもするような感覚で行うような時代になっているのだから技術の進歩とはわからないものだ。

一方で、違法なパーツの取引や手術を行う人間があとを絶たなくなってしまっている現状もある。それが犯罪に使われる事も今では珍しくない。

「この技術には、未だに嫌悪感を示すものも多い。もし、渡瀬鏡子の手術が失敗していたなら、もしくは最初に手術を受けた人間が渡瀬鏡子でなかったとしたら……」

「現在のような状況にはならなかったと。なるほど、グリーンピープル辺りが考えそうな発想ね」

 日本人が考案したバイオサイバネティックス手術を率先して取り入れたのはアメリカだったが、そのアメリカで立ち上がったのが、人間を改造するという事に反対活動を行うグリーンピープルという組織だった。

 カリスマ的な指導者がいるという事以外に実体のよくわかっていないが、かなり過激な側面も持っている。日本でこそ、それほど活動はしていないが、アメリカやヨーロッパでは警官隊との衝突も起きている上に、

 裏ではキナ臭い噂も流れている。

「今のところ、彼らかどうかはまだわかっていないが、何者かが渡瀬鏡子に干渉しようとしているらしい」

「……過去に飛んで?」

「そうだ」

 彼の言葉に腑に落ちずに眉をひそめる。

 過去に干渉すると言っても、今進行している私達の歴史に直接的な影響が起きるかと言えばそれは別の話だ。

 変更された過去が、必ずしもこの世界に繋がっているとはわけではない。

 その世界はその世界で進行していくという事が十数年前に時空転移法が開発されてから証明されている。過去干渉は今を生きる人間にはそれほど意味をなさない。

「時空転移法が発見された頃ならまだしも、今、そんな事を考える人間なんかいないでしょう? もしやろうとしたって……」

「ところが最近になってある可能性が指摘されるようになった」

「……可能性?」

 

   ●


 田野倉の言葉によれば、並行世界であってもそれぞれが交わる時期がある事がわかったという。

 そのタイミングで過去干渉を行えば、その後の未来においても影響が波及してしまう可能性を含んでいるのだとか。

 田野倉からの依頼は、過去に影響を及ぼす可能性がある時期の渡瀬鏡子を何者かから守ること。その時期は、彼女がまだ手術を受ける以前だ。

「何かお悩みなのですか?」

「いえ、何でもないの」

 田野倉の話に寄れば、世界が同期している期間というのは一カ月にも満たないという。単なるボディーガードだとしたら、それほど難しい仕事でもない。

 しかし、納得のいかない部分もある。

 何故、彼は自分の部下を使うのではなく、私に依頼してきたのだろう?

 それに、時空転移法は厳重に管理されている。誰にも気づかれずに時を渡るのは困難を極めるだろう。

 仮に首謀者がグリーンピープルだったとしてもそれが可能なほどの技術力や力のある組織のように思えない。

 それに渡瀬鏡子という人物の情報が少な過ぎる。四十年近く前とはいえ歴史を変えるほどの手術の最初の被験者にして成功例だというのにごく僅かなものしかない。まるで、誰かがかき消したかのように……。

「……ところでこれ、おいしいわね」

「ありがとうございます」

 葉月はカウンターの向こうで朗らかな笑顔を浮かべ丁寧に頭を下げた。

 このBARのメニューの多くは海鮮の類で、何故だかよくあるチーズやハムなどがあまりない。猫の影に、魚料理で、自分自身も猫になったような気分になる。

「マスター、マスター……」

「どうしたの?」

 隣の席に置いておいたバックから白いネズミが辺りをうかがうように顔を出した。小型端末機「Pet」のチンプイだ。

「あ、あの、もう、随分、このお店にいらっしゃるような気がします」

「そうね。ここ、落ち着くから」

「は、はい、でも、私は、落ち着かないもので……」

 チンプイはネズミ型端末であるせいか、この店の所々に見られる猫のモチーフがどうにも落ち着かないらしい。機械ネズミのクセに偽物の猫の影に怯えているのだ。

「スリープモードにしておきなさい。用があったら、声をかけるわ」

「本当ですか? あの、絶対、置いていかないでくださいね! 私を忘れていかないでくださいね!」

「わかったわよ、うるさいわね」

 すがるような声出すネズミをバックの中に押し込むとため息をついた。

「チンプイさんは、まだこのお店に慣れないんですね」

「すぐ慣れると思ったんだけど。ネズミの体でいるのが長かったせいかしら?」

 葉月は笑いながら、今度チンプイに落ち着ける席を用意してくれると言ってくれた。 

私は彼女の厚意に感謝しつつ、私は話題を変えた。

「そう言えば、この店って、いつからここにあるの?」

「ここですか? ここは私が両親から継いだもので、二十年くらい経つと思います」

「二十年か」

「どうしてですか?」

「……ううん、もっと前からあるような感じがしたから」

「ここは三番目のお店ですけど、一号店が出来たのは四十年近く前らしいです」

「へぇ、四十年前……場所は?」

「S区です。今でもお店は残っていますよ。私の兄が継いでいます」

「S区か……」

「どうしてですか?」

「うん、まあ、まだ決まってないんだけど、仕事で行く事があったら寄ってみたいと思ってね」

 私の言葉に葉月は不思議素に首を傾げた後、嬉しそうに笑い「田中さんの事、兄に伝えておきましょうか?」と言った。私は手を振って断ると、その店の名前と住所だけ聞いた。

「店の名前、同じよね?」

「ええ、でも表記が違います。BARBARBABAって言うんです」

「えっ、床屋? なんかBAが多いような?」

 私はそこで初めてこの店の名前「BRA×2BA×2」がそう読むのかと理解した。

「ええ、何でも作られた時に看板屋さんに間違えられちゃったみたいですよ。それが変わっているとかで、お客様がついてくれたみたいで」

「へぇ、わからないものね……」

 私はそれから葉月とたわいもない話をしてから店を出た。時計はすでに十二時を回っている。駅前通りの路地を入った隠れ家的な「BRA×2BA×2」をあとにし、表通りのネオンと喧騒を背にして歩き出す。

 少し裏に入れば、猫も息を潜める暗がりの夜道だ。街灯の間隔が広がり、目が闇に慣れ、体が馴染んでいく。

 私は、ふとビルに囲まれた突き当りで足を止めた。

「随分シャイなのね、せっかく待ってあげていたのに。女と話すのは苦手な方?」

「……」

 風に漂う煙草の匂い。

 夜の路地の行き止まりは表通りの灯りを拒むように静かに闇が飲み込んでいる。私は気配に背を向けたまま、研ぎ澄まされる感覚に耳を傾けた。

 距離は七メートルほど。向こうが止まらなければお互いの間合いに入る。

「どこの誰さんかしら?」

「……」

 応えない。止まらない。気配が歪み、得物を抜きはなった。同時に私も腰の差していた得物を逆手に抜いた。

 夜の静けさをかち割るように無粋な金属音がビルの壁を跳ねとんだ。

 渾身の一撃を受け止められ、斬りつけた男に驚愕の色が浮かぶ。

「残念ね、酔っていると思った? 外でお酒を飲む程、私は自信家じゃないわ」

 暗闇の中で男の顔に苦渋が浮かぶ。と同時に男は蠢くような声を漏らした。

「……御影一夜みかげ ひとよ

「……!」

 その名に私の思考は一瞬止まる。その一瞬の隙を突き、男は私から離れるとその身を闇に紛らせた。

「渡瀬鏡子の件から手を引け」

「……」

 瞬く間に煙草の匂いと気配が消えた。

「……今の動き」

 忍。

 まさか、同業者とはね……。それに、私の名前を知っているなんて……?

 私は、バックの中で仰向けになって寝ていたチンプイを起こすと、田野倉にメールを送信させた。

「マスターこの仕事、受けるんですか?」

「ええ、少し気になるわね」


   ●


 それから二日後、私は体のラインがこれでもかと出るような露出度の高い競泳用水着のような特殊スーツを着せられ、転移室に立っていた。

「由美、これのデザインはもっと何とかならなかったわけ?」

 私はコントロールパネルを操作するおさげ髪に黒縁の度の強いメガネをかけた伊東由美にボヤいた。

「な、何を言ってるんですか! 機動性と機能性の両立を図り、ナイスバディな好子さんのスタイルをより際立たせるためにわざわざ超極薄素材で作製したというのに!」

 ズリ落ちるメガネをイチイチ手で直しつつ、由美は鼻血を流しながら力説した。

 鼻血を出してしまっている上に発言に問題はあるが、彼女の腕が信頼できるのは確かである。

「あれがないといい子なんだけど……」

 肌に貼りつくような極薄素材だが弾性があり体を適度に締め付け、ただ着ているだけでも体の動きを助けてくれている。それでいて防刃性防弾性に優れている。

もっともここが海かプールでもなければ単なる露出狂だ。

「いいじゃない、今までのベーシックスーツよりもカッコいいわよ? 実年齢よりも若く見えるわ」

 由美のとなりで日本人離れした人目を引くような派手なスタイルをした金髪の女、戸塚クレアが他人事のように言う。

「若くって、どれくらい?」

 思わず反応して聞き返すと、クレアは少し考えたように首を傾げてから「二十歳くらい?」と真顔を作って言った。

「もう少し、信じられそうな年齢いいなさいよ。そこの鼻血娘と同じ歳に見えるはずないでしょう! 全く、デザインはこれでも構わないわ、どうせ見えなくなるんだし。ちゃんと準備してくれた?」

「も、もちろんです! 好子さんが付けているイヤリングから好子さんの脳波を受信して、ホログラムコートされます。コード0と1でコンバットスーツを転送、2から6でいくつかホロパターンを入れています。指示されていた通り、四十年前の四十代女性の服装と仮想フェイスが投影されます」

「コード2ね……」

 私は、由美に言われた通り、意識を切り替えた。すると、瞬く間に着ているものが移り変わる。極薄素材の特殊スーツから情報が投影され、ごく普通のスーツ姿になった。

 その変更はあたかも瞬時に着替えたかのような錯覚を起こさせる。

「どう?」

「四十年前ってそんな感じ?」

 クレアが意外そうに呟く。落ち着いた感じのスーツ姿だ。四十年前だからと言って、スーツはスーツ、大きく変化しているという事はない。

「顔もちゃんとなっているでしょうね?」

「うん、四十代っぽい?」

「ああ、お美しいです! 私の理想の四十代の好子さんを設定しておきました!」

 首を傾げるクレアと対照的に由美が目を輝かせながら鼻血を吹いている。

 大丈夫なんだろうか、少々不安だが、仕方がない。

「あと、服装が四パターンね……それはあとで確認しておくわ」

「はい、私が厳選したものを入れておきましたから!」

 ……本当に大丈夫かしら。 

 由美は鼻にティッシュを詰めながら、半機械化された左腕でコントロールパネルを操作する。

「詳細はチンプイに送信しておきますね」

「あ、はい受け取りました」

 私の腰のつけられたポーチからチンプイが顔を出す。

「う、うん? ホロデータの割にずいぶん容量があるような?」

 チンプイが戸惑ったように首を傾げる。

「いいですか、チンプイ、もし、好子さんがそのデータを使ったならば写真撮影を忘れないように」

「写真? は、はい」

「……」

 悪い顔で指令を送る由美にチンプイは困惑気味に頷いている。

 ……どうやら、使わないでいる方が無難なようだ。

「で、準備はいいのかしら?」

「はい! 言われている時空の同期現象が起きるのは、現地時間で日曜の八時前後から始まるようです」

「到着時間は同期する時間にできるだけ近いほうがいいみたいだから前日にして。色々調べたい事もあるしね」

「到着座標はどうしますか?」

 由美の言葉に私は少し考えたあと「……そうね、S区にしてもらおうかしら」と答えた。

「S区? それだと目的地から離れていますけど」

「いいの。行っておきたい場所があるの」

 クレアと由美が不思議そうに顔を見合わせる。チンプイは何かを察したらしくポーチの中で震えている。

「さて、では行きましょうか」

 私はこうして、四十年前の駅前広場、日曜八時に向かい旅立った。


   ◯


「あんた、渡瀬鏡子か?」

 私はタバコの匂いを纏う男の言葉に思わず振り向いた。

 渡瀬鏡子? 今この男は確かにそう言った。私はわざと少し驚いたような表情をつくり声を張りながら言った。

「渡瀬鏡子を知っているの?」

 すると、先ほどまで男と話をしていた女子高生が小走りで近づいてきた。私はその気配を探りながら、彼女の姿を確認する。

「みなさん、渡瀬鏡子を待っているんですか?」

 女子高生が問う。

「やだ。みんな同じなの?」

 私は驚いたように演技をする。

「どういうことだよ。俺たちみんな同じ奴と待ち合わせしているのか?」

「いえ、私は待ち合わせというか。勝手に待っているというか……」女子高生がもじもじする。

 いつの間に電車が到着したのか、一人の女が改札口を出ようとしていた。二人の視線がそちらに向けられすぐに察した。

なるほど、あれが渡瀬鏡子か。

 見た目は地味なおとなしめの女の子と言った所かしら?

 私は煙草臭い男と女子高生に目をやった。

 さて、彼女と貴方達の関係は? 敵? 味方? それともそれ以外? それに、渡瀬鏡子、あなたは何者なのかしら?


 終わり



※本作品に登場いたしますBARBARBABAはペイザンヌ様の作品「イシャータの受難」の登場人物「馬場トミオ」が新たに経営を始めようとしているBARを、作者様の許可を得て使用させて頂きました。ペイザンヌ様、ありがとうございました。














葵生より感想です。

あのコーラスからまさかのSF! いろいろとコラボ作品が出てくるのがまたいい味ですね。

コーラスの前なので他のふたりのソロ、どちらに繋げても大丈夫、しかもパラレルワールドにしっかり対応。美汐さん、鈴木さんのソロを受けて好子がどうしたのか……気になります(ΦωΦ)

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