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魔法少女の選択とその先に  作者: prayrita
魔法少女はじまり
4/5

第四話魔法少女初めての戦闘?

マホは楽しげに答えた しばらく歩くとある建物の前で立ち止まった そこには『ドリームワールド』と書かれた看板があった

「ここは・・」

美月は驚いていると

「さぁ、入りますよ」

マホが促すように美月の手を引っ張る

「ちょ、ちょっと待ってよ」

美月は抵抗したが、マホの力には敵わず、そのまま店内に入っていった「いらっしゃいませ」

店員が出迎えてくれた

「二名様ですか?」

店員が確認すると

「はい」

マホが返事をする そして案内された部屋に入ると 中には様々な衣装が置いてあった

「へぇ、こんな場所があるんだ」

美月は感心した様子で見ていると

「ここではコスチュームが借りれるんですよ」

マホが説明する

「そうなんだ」

美月が納得していると

「さて、早速着替えに行きましょう」

マホが服を脱ぎ始めた

「えっ!?」

戸惑っていると

「どうしたんですか?早く脱いでください」

マホは恥ずかし気もなく言い放った

「えっと…….その……」

美月は頬を赤らめて躊躇っていた

「もしかして、美月ちゃん、私の体に興味あるんですか?」

マホが妖艶な笑みを浮かべながら聞いてきた

「そ、そんなことないわよ!」

美月は慌てて否定する

「なら、問題ないですよね」

マホは美月をじっと見つめた 美月は観念して「分かったわよ」

と言い、渋々、マホに従った 数分後、美月はピンクを基調としたフリル付きのミニスカートのワンピースに身を包んでいた

「可愛いじゃないですか」

マホは満足げな笑みを浮かべると

「美月ちゃん、次はこっちに来て下さい」

マホは手招きすると別の部屋に美月を連れ出した

「うぅ、やっぱりこれ恥ずかしい」

美月は顔を真っ赤にして俯いていた マホが用意したのは、猫耳、尻尾、肉球手袋、靴、首輪、鈴が付いたチョーカーだった 美月は恐る恐るそれらを身につけていく

「これでいいの?」

美月が尋ねると

「バッチリです」

マホは親指を立ててウインクをした

「じゃあ行きましょうか」

二人は再び、店を出た すると、美月の体が宙に浮いた

「きゃあああっ!!」

美月が叫ぶと

「大丈夫、怖くありませんから」

マホが笑いかけると美月は不思議と安心感を覚えた それからしばらくして、二人は空を飛んで街の上空までやってきた

「すごい景色」

美月は感動していた

「美月ちゃん、あそこを見てください」

マホが指差すと、そこには化け物の姿があった

「あれは?」

美月は戸惑いながら尋ねた

「あれは、私たちと同じ魔法少女です」

マホは答えると

「美月ちゃん、私と一緒に戦ってくれませんか?」

真剣な眼差しで頼んできた

「もちろん」

美月は即答した

「ありがとうございます。では、変身しましょう」

マホは微笑むと、ステッキを取り出した 美月もそれに倣う「マホちゃん、呪文は?」

美月が聞くと

「そうですね。では、『マジカルチェンジ』と叫んでください」

マホはアドバイスをした

「わかった。やってみる」

美月は深呼吸をして覚悟を決めると

「マジカル……」

そう言って目を閉じた

(大丈夫、きっと上手くいく)

美月は自分に言い聞かせるように呟きながら

「チェンジ!!!」

そう叫び、目を開いた すると、美月の体は光に包まれ、姿を変えていった 光が消えると、美月は白を基調とし、ピンク色のレースやリボンのついた可愛らしいドレスに身を包んでいた 頭にはティアラが載っており、右手には先端にハートがついたスティックを持っている その姿はまるでお姫様だった 美月はゆっくりと地面に着地した

「これが、私の本当の姿」

美月は自分の姿を見て呆然としていると

「美月ちゃん、凄く似合っていますよ」

マホが褒めてきた

「あ、ありがと」

美月は照れくさくなったのか、頬を赤く染めた

「それじゃ、戦いに行きますよ」

マホはやる気に満ちた表情で言った

「うん」

美月も力強く返事をする こうして二人の魔法少女の戦いが始まった 美月はマホと共に街に現れた怪物と戦うことになった

「美月ちゃん、まずは魔法を使ってみましょう」

マホが言うと

「どうやって使うの?」

美月が尋ねる

「簡単ですよ。ステッキに魔力を込めてください」

マホが指示を出すと

「こうかな」

美月は言われた通りにすると

「美月ちゃん、上手いですよ」

マホは笑顔で称賛すると

「次は武器をイメージしてください」

マホはアドバイスをする

「イメージ?」

美月が首を傾げる

「はい、どんなものでもいいので、強く念じてください」

マホが説明すると

「分かった」

美月は集中して考えた すると、美月の周りに光の粒子が集まり始めた しばらくすると、美月の手に剣が現れた美月はそれを握り締めると、地面を強く蹴った そして、一気に加速して敵に近づくと、すれ違いざまに敵を切り裂いた 敵は悲鳴を上げて消滅した

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