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「おい誰だ! ドラゴン倒せるようにしたのは!!」
「深夜テンションの部長っす。ワンチャンあるようにしようぜって」
「た、倒せるのはまだいいんだよ! なんでドロップ設定されてるんだよ!!」
「西山っすね」
「西山! 弁明は!!」
「深夜テンションの部長がドラゴンのドロップ好きに設定してストレス発散していいって言いました」
「完全に部長のせいっすね」
「幸か不幸か管理サポートAIがアイテムの詳細作っちゃってるのが何とも言えない気持ちにさせてきますね」
「まじで倒されるとは誰も思わないんだよなぁ」
「記録動画見たんすけど、あの人PSエグいっすね。痛覚100%で腕刺して一声も発さないのもヤバいっすけど」
「ブレスがシールドで防がれたのが痛いよなぁ……」
「最大HP参照で削る技だったんですけど、身代わりのHP参照したようです」
「本当にいろいろ幸運っすね……」
「今から個人に対してのナーフはできないしなぁ。しょうがないから再発防止のアップデート作るぞ」
「今日も残業ですね……」
「残業っすかぁ……」
「残業だなぁ……」
「「「はぁ……」」」
祝十話! 短いですけど十話です。
全然序盤なので評価して欲しいとかはあまりないのですが、「いいね」は欲しい!
PVがあるだけでも嬉しいのですが、いいねだとここまで読んだよっていうのがわかるおかげで、さらに嬉しいです。
ポイント関係ないし十話だしでわがままを言ってもいいかなという話でした。長々とすみません。
では、引き続き「Countless Choices Online 〜なんでもできる世界で何もさせない男〜」をよろしくお願いします。