3話 冒険者のランク
修正、他に加筆させて頂きました(20220217)
朝、起きたらそこには見慣れない天井があった。
俺は一瞬どこかと思ったが、段々と記憶が鮮明になっていき何故ここに居るのかを思い出した。
そう……俺はうざい神に殺されて急に異世界に転生させられたのであった。
俺は気になっていることがあるのでそれも含めて案内人を雇ってこの大陸のことや冒険者ギルドに案内をさせてもらおうと思った。
……そして俺は顔を洗い、着替えをして必要な物だけを持って宿屋から出たのである。
それで雇った案内人に冒険者ギルドの案内とこの大陸の他にどんな大陸があるのかを教えてもらったのだ。
「基本的にこのダースの街では家畜と農作業をしていて正直冒険者ギルド!って言うほどの設備はありません」
「では、どのようにしてここら辺に出てくる魔獣を退治しているのだ?」
俺は疑問に思っていた事を口にした。
「ああ、それはですね……必ず街にはランクB冒険者が2人街を防衛しているんですよ」
どうやらここの街……いや全ての街には高位の冒険者が街を守っているらしい。
ちなみに冒険者のランクはこうである。
冒険者のランクの場合……
SSSランク:ここまでくれば人外で、このランクになった者は神になっていて、世界では3人しか確認されていない(冒険者カードはオリハルコン)
SSランク:大陸にそれぞれ2人で英雄と名が高くて世界でも8人しかいない(冒険者カードは虹色)
Sランク:竜殺し、龍殺しがいてもおかしくないレベルで世界で約15人いる(冒険者カードは金色)
Aランク:街に1人は居るかもしれなくて世界では約150人居る(冒険者カードは銀色)
Bランク:主に指揮役や貴族の相手をするようになるので街には3人以上居る(冒険者カードは銀色)
Cランク:一般人から見たら超人でまあまあの実力者揃い(冒険者カードは銅色)
Dランク:冒険者層ではまあベテラン(冒険者カードは青色)
Eランク:ほとんどの冒険者がここに居る(冒険者カードは青色)
Fランク:危険な薬草の採集や上位種のゴブリン討伐がある(冒険者カードは青色)
Gランク:ゴブリン討伐や薬草採集が主にやる仕事(冒険者カードは白色)
Hランク:1つ上のランクの人に模擬戦で勝てば上がる(冒険者カードは白色)
魔獣のランクの場合……
SSSランク:邪神や神獣、亜神など
SSランク:火龍
Sランク:ドラゴン
Aランク:レッサーサンダードラゴン(Aランクの上位)
Bランク:大型モンスターが多い、例えばレッサードラゴンとか
Cランク:アダマント・ビートルやファイヤーベア(各属性)
Dランク:アダマント系やその他色々(探せばたまに見つける)
Eランク:コボルト10匹程
Fランク:ゴブリン10匹
Gランク:ゴブリン5匹
Hランク:ゴブリン1体
※希少種は指定されているランクの一つ上とされている
だった、主にこの街には最高でもCランクのモンスターしか現れたことしかないらしい。
「まぁ…極稀に希少種と言う非常に珍しい魔獣がいるんですけどね」
まさか希少種がこの街で最近現れたと聞いたらびっくりした。
(そうえいば、この街…この世界にも相変わらず魔族と呼ばれる者がいるのかぁ~)
とうとう俺は自分の正体を明かせなくなったが、その以前にこの世界の状況は凄く不味いと思われる。
何故ならば以前に比べて余り居なかった犯罪組織が最近急激的に増えているらしい。
他の街では既に犯罪組織に街が襲撃されて女、子供が拐われていったと言われているほどだ。
その追撃と言わんばかりに王都の周辺で名付けされている魔獣などと、今の現状は"最悪"言われる程だ。
「気長に頑張るしかないですね」
この言葉を聞いた案内人は苦笑しながら自分の冒険者ギルド依頼のリストに書いている案内依頼の欄に、依頼完了というはんこを押し、冒険者ギルドの案内人と別れていった。
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