放課後ショッピング
今回も宜しくお願いします!是非読んでみてください!
うぅこの間は酷い目に遭ったわ…。
私も結構ユラン好きだったのにぃ…。あんなにブスだったとは。
アリシアちゃんがあっちのルートに行かない様に、頑張りらないと…!
頑張ってハッピーエンドにするぞ!
「リリー?どうしたの?昼御飯が冷めちゃうよ?」
私は今アルバート様と昼御飯を食べている。
「あのぉ。一緒に食べても良いですか?食べる人がいなくて…。」アリシア!!いいところに!「どうぞ。殿下さえ良ければ。」
ニコッと笑って問いかけた。
「私も良いよ。ところで、アリシアは、最優秀賞を受賞して、この学園に入ったのだよね?」「そうなんです。その時に–––––」
「あははは!私もそういうことあるんだよ。そうしたら––––」
すっかり2人の話題に花が咲き、仲も一気に縮まった。これは。イケる!!
「アリシアさん、よかったら、放課後、ショッピングでもいかがですか?」
「え!良いんですか?なら是非!!」
「私も賛成だ。」
* * *
だから何故こうなるんだ…。はぁ。遡ること10分前––––。
「それじゃあ、リリアナ様も行くんですね!!
私女友達いなくて…リリアナ様がいてくださって、本当に有難いです!!」
こんな風に、キラキラとした目に、笑顔で言われたら…誰もが断れないだろう。
「も、もちろんですわ。」と、なった訳だ。
「リリアナ様!!これ可愛くないですかー??」
「っ!」こ、これは…!?
目が半分取れかけている、随分とグロいクマのぬいぐるみをもってきた。これを殿下が見たら、失望してしまうだろう。
さて、どうしよう。
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