表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/10

4ページ目

◇カルネ


僕はサンドイッチを食べると思わず呟く。


「これ、美味しいですね…」


「でしょ!」


はしゃいでる…

なんか、セリナさんの事を見てると癒やされるような気がするなぁ…

あ、そういえばセリナさんが言ってたB級ダンジョンってどんなところなんだろ?


「あの…B級ダンジョンってどんなところなんで…なの?」


「ん?ああ、ダンジョンって一言で言っても色々あるの…

例えば洞窟型、遺跡型、地表型があるわ。

洞窟型は最も一般的なダンジョンね、自然の洞窟から発生した形のダンジョンよ

遺跡型は稀に見られる遺跡にダンジョンが生成された形のダンジョンよ

地表型は1番少ない形のダンジョンで、広い草原なんかに作られたダンジョンよ

ちなみに今回行く東側のB級ダンジョンは遺跡型のダンジョンね

まぁ、ダンジョンについての説明はこんなものかしら?」


「そうなんですね…」


へぇ…勉強になるなぁ…


「まぁ、基本は洞窟型と遺跡型だけ覚えておけばいいと思うわ」


「いえ、もう全て覚えたのでお構いなく…」


このぐらいの情報量ならすぐに覚えられるし…


「そう?」


「はい、あと…そろそろ食べ終わっていきま…いこうか」


少しわくわくしてきた…

B級ダンジョン、行くのが楽しみだ!!


「あ、ごめんなさい…」


「大丈夫です、待ちますから」


あ、気を使わせちゃったかな?


「ありがと!」


僕が先走っただけなんだけどなぁ…

まぁいっか…


「どういたしまして…」


◇セリナ


「さてと…」


「あ、私が誘ったんだから、私が払うよ?」


お金を払おうとするカルネくんを静止して、私がさっとお会計をする。


「え?」


「はい、お会計ありがとうございました〜!

また来るの、楽しみに待ってるからね!」


「うん!またね!」


「えと…ありがとうございます…」


「気にしないで!じゃあ、そろそろ行こっか!」


「あ、はい」


「それじゃあ、B級ダンジョンへ…レッツゴー!!」


「え?お、おー!」


カルネくんが困ってる気配がするけど、気にしない気にしない!!

前はソロだったし…二人旅、楽しみだなぁ〜!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ