表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

俺の気持ちがこんなはずがない

恋愛とは時間と労力の無駄。

恋愛なんてこの世には不要。

そんな偏見を持った1人の青年の青春の1ページ


「いいよなぁ あんな可愛い幼馴染みがいて」

彼は柏笈(はくおい)高校に通う1年生、嘉島(かしま) 祐翔(ゆうと)

「全く、なんであんな可愛い幼馴染みがいて恋愛は不要とか言ってんの? ないわぁ まじでないわぁ」

彼も柏笈高校に通う1年生の朱真(すま) 晃太(こうた)

「別に普通だっての、 可愛いとか思ったことないし」

そして彼がこの物語の主役、柏笈高校に通う1年生の

久沢(くざわ) 公祐(こうすけ)

そして彼の幼馴染が

「あ、公祐~ おはよう! 今日も元気そうだね! 」

冬乃 かすみ(ふゆの かすみ) 柏笈高校に通う1年生。

全く、普通の人間だったらひょっとしたら自分のこと

好きなのかも~とか思ってしまうかもしれない。

「だから! 学校であまり馴れ馴れしくすんなって言ってんじゃんか!」

そう。 彼は決してそんな勘違いはしない。

なぜなら恋愛など無駄だという偏見の持ち主だからだ!

「いーじゃん別に、私たち幼馴染みでしょ?」

「幼馴染みだからって学校で馴れ馴れしくする必要ないだろ?」

「それにお前この間イケメンの先輩から告白されたんだろ?」

かすみは超がつくほど容姿がいい。

そんな子が俺なんかと一緒にいていいわけがないと、公祐は思っていたのだ。

「確かに告白されたけど、別に断ったし。」

「どうして断ったんだよ。 校内でもトップクラスのイケメンなんだろ?」

「私、好きな人いるし……」

「そ、そうか、じゃあまた明日な。」

彼は薄々気づいていた。自分が偏見など持っていなく、自分が幼馴染みに恋をしていることに。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ