世界一下らないミステリー
ある街に老人がいた。その老人は独り身で、他に家族は誰一人いなかった。老人の家は普通の一軒家で、一つ特徴を挙げるとすれば、異常な高さの塀があるということだけである。中を覗こうとしても、遠くからでは絶対に見えることはない。近くへ行き、故意に覗こうとすれば見えないこともない。そのくらいのものだ。
ある日のこと、老人は死体となって発見された。家の中は完全な密室で、鍵は老人の手に握られていたそうだ。
第一発見者は向かいに住むおばさん。家を出た時、たまたま発見したそうだ。
さて、犯人はどうやって密室を作り、老人を殺したのでしょうか。
この度、皆様にはこの謎を解いて欲しい。ただ一つ忠告しておくことがある。
それはあまり真剣に考えてはいけないということだ。
この下に答えがある。皆様は解けたかな。
答 老人は家の外で死んでいた。だから、密室を作る必要がそもそもなかった。