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29日目




俺に剣を向けたハロルドの幼なじみというおじさんはバースさんと言うらしい。

バースさんは奥さんと息子さんを戦でなくしたらしく、生きていれば俺ほどの年頃だとか。


つまり何が言いたいかというと。

身の上を話してみればめちゃめちゃ泣いて(男泣き、とはまさにこのこと)背中ばしばし叩かれて。父親だと思え、とか。熱い男ってむっちゃうざってぇ、とか思ってません。これぽっちも。ハイ。

んで、ボケたじじばばじゃ話にならんが、バースさんがすべてを解決してくれた。


リスティア?聞いたことねぇーし。日本?どこだそれはとか言われるし。

とりあえず、わかっていたが、改めて他人から言われるとかなりへこんでしまったようだ。もう寝る。




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