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初霜月7日目
夢じゃなかった。
夢じゃなかった。
夢じゃなかった。
ミーアは首をかしげて俺のマントを引っ張り奥へ奥へと誘う。
落とし穴に落ちたロンディや隠し扉の向こう側に消えてしまったリュクスや嗅覚の鋭い獣に効果的な匂いにもだえ苦しみ逃げ出したハルさんを探さないのか。
どう考えてもこの城の奥の奥へ進んでる気がするんだけど。
女の子の前じゃなければ俺は叫んで逃げ出すに違いない。
今日も不気味な魔王城の中で休むなんて。
ミーアが邪気のない笑顔で俺をみる限り、やせ我慢をするしかない。
あぁ、未来については何も言うまい。見知らぬところでフラグなんか立てたくない。




