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秋初月21日目



猫が増えた。

最初に懐いたメスの黒猫が呼んだのか、一匹二匹と増えていき気付いたら十数匹の猫ハーレムが出来上がった。

もちろんロンディはかやの外だ。ぶーぶー文句を言うが知るか。

ロンディはロンディで相変わらず俺の求めていた王道を地でいっている。羨ましいとか思うわけないだろ!


というか、その前に猫だ。猫。

これだけ増えたら食費が、寝床が、とか思っていたがそうでもない。


最初の黒猫を頂点に序列があるらしく、黒猫が俺の布団で寝るのは変わらないがそれ以外はどこから持ってきたのかわからないがぼろ布の上で丸まったりロンディの腹の上で丸まったり。(あぁ、もちろんこの序列の一番下にロンディがいることは言わずもがな)番犬よろしくドアの前に丸まったり、寝ずの番みたいに一夜起きていたりする猫もいる。

よくわからん。

黒猫は俺のやるエサを食べるがそれ以外は勝手に食べてくるらしく手間がかからない。


うーん、猫らしくないというか。

が、お腹を見せて撫でられるがままの猫たちをみるとどうでもよくなってくる。



そういえば最近は平和だ。

魔物討伐依頼もめったになく、魔王のうわさもぴたりと止んだ。




少しずつ見えてきてますね。

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