世界が一つになるとき
上と下。
二つに分かれている世界が存在する。
互いの世界での干渉はできず、連絡を取ることさえままならない。
だが住人達はそんなことはまったく気にせず、平凡な毎日を送っていた。
そんなある日、少年は街の真ん中でつぶやいた。
『もうすぐ世界は破滅する』
二つの世界の住人達は、タチの悪い冗談だと笑った。
だが、その言葉が本当であるというように、様々な災害が人類を襲った。
人々は彼に尋ねた。
どうすればよいのか、と。
少年は答えた。
『世界にひとつだけ存在するとされる宝玉がある。
しかしその玉が、上の世界に一つ、下の世界に一つある……。
二つ存在しているのがわるいんだ。
なら、話は簡単。
玉を壊せばいいんだよ。
壊された世界は滅び、もう一つの世界が生き残る』
人類は、生き残りを懸けた戦いを始めた。
この物語は、そんな戦いの中で、人間を超えた能力を持った者『ブレイバー』の話……。
二つに分かれている世界が存在する。
互いの世界での干渉はできず、連絡を取ることさえままならない。
だが住人達はそんなことはまったく気にせず、平凡な毎日を送っていた。
そんなある日、少年は街の真ん中でつぶやいた。
『もうすぐ世界は破滅する』
二つの世界の住人達は、タチの悪い冗談だと笑った。
だが、その言葉が本当であるというように、様々な災害が人類を襲った。
人々は彼に尋ねた。
どうすればよいのか、と。
少年は答えた。
『世界にひとつだけ存在するとされる宝玉がある。
しかしその玉が、上の世界に一つ、下の世界に一つある……。
二つ存在しているのがわるいんだ。
なら、話は簡単。
玉を壊せばいいんだよ。
壊された世界は滅び、もう一つの世界が生き残る』
人類は、生き残りを懸けた戦いを始めた。
この物語は、そんな戦いの中で、人間を超えた能力を持った者『ブレイバー』の話……。