紫式部ですが、どうしたら源氏物語をたくさんの人に読んでいただけますか
こんにちは❀
こちらは紫式部さん、源氏物語を貶めるつもりはなく(もちろんなろうをご覧になっている読者の方も!)
単なるメタ、ギャグエッセイです。
長編にしていますが、一話読み切り的な不定期更新です。
それでは、本文へどうぞ。
紫式部と申します。
小説家になろうで、1話を投稿したのですが、
『ぶくま』は愚か、『ページびう』 も得られませぬ。
筆の力が足りないのでしょうか。
どうかご指南お願いいたします。
――せっかくたくさんの人に読んでもらえると思ったのに残念でしたね。
心中お察しします。
はい、ボタンを押すときの胸の高鳴りは今でも覚えておりまする。
――PVはどれくらいですか?
更新したときは5ほどつきました。
――PVがないとなると、タイトルとあらすじがまずい可能性があります。
タイトルとあらすじをお伝えします。
タイトル
『源氏物語』
あらすじ
『昔、帝の御代に、人より遥かに美しく、また心も優れた御子がいました。
その名は光源氏。
彼は幼くして母君を亡くし、さまざまな思いを胸に抱きつつ、やがて世に並ぶ人がいないほどの立派な青年へ成長しました。
多くの人に慕われ、また多くの人を慕います。
しかし、人の心は移ろうもの。
身を重ね合わせても、その情はひとときの夢に儚く消えゆくものにございます。
彼はやがて世の無常を思い知ります。
その後の人々の恋や悲しみ――物語はなお続く』
いかがでしょうか?
――率直に申し上げます。
タイトルの引きが弱くて、あらすじが回りくどいです。
まず、タイトルは読者が見てクリックしたいと思うように、分かりやすくキャッチーにしましょう。
あらすじも同様です。
どのようなものがいいでしょうか。
――それは、紫式部さん、あなたがお考えになることですよ。
おっしゃる通りでございます。
筆を執るものとしてあるまじきことを口にしてしまいました。
考え直して参りますので、またお付き合いいただけますか?
――はい、喜んで
紫式部は、唇を結んで文机へ向かう。
まだ見ぬ読者を得るために――




