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愛していますわ――嘘だけど。

作者: みんと


 セレスティアの記憶の中で、リアムと共に過ごした日々は、陽光に満ちた春の庭園のように、いつまでも温かく輝いている。

 王都のはずれにあった彼の小さな屋敷の、日当たりの良い書斎。

 窓辺には彼女が植えた白い薔薇が甘い香りを漂わせ、棚には古今東西の書物が整然と並んでいた。

 リアムは、王宮に仕える若き騎士団長でありながら、時間を見つけては詩作や歴史の研究に没頭する、知性と優しさを兼ね備えた人だった。


「セレスティア、この古い詩集に、君によく似た女神の物語が書かれていたよ」

 

 そう言って、革装丁の本の一節を、穏やかなバリトンの声で読み上げてくれる彼のそばで、刺繍の手を休めて耳を傾けるひととき。

 彼の淹れてくれるハーブティーの香りに包まれ、窓の外の庭で小鳥たちがさえずるのを聞きながら、二人は将来の夢を語り合った。

 

「いつか騎士団を退いたら、二人で静かな田舎へ行こう。小さな家を建てて、君は好きな花を育て、私は書物を読みふける。そんな穏やかな日々も悪くないだろう?」

 

 そう言って悪戯っぽく微笑むリアムの頬に、セレスティアはそっと寄り添う。

 

「ええ、リアム様とご一緒なら、どこだって楽園ですわ」

 

 その言葉に嘘偽りはなく、彼女の心は、揺るぎない愛と、未来への確かな希望で満たされていた。

 彼の深い愛情に包まれた日々は、セレスティアにとって、何ものにも代えがたい宝物だったのだ。



 

 

 その幸福が、ある日突然、無慈悲な嵐によって打ち砕かれることになるとは、セレスティアは夢にも思っていなかった。

 王宮内で絶大な権力を握るヴァルモン公爵。

 その冷酷な野心家が、清廉潔白で人望の厚いリアムを疎ましく思っていたことは、公然の秘密だった。

 そして、その毒牙は、最も卑劣な形でリアムに襲いかかった。


 ある朝、リアムは王宮の謁見の間に呼び出され、身に覚えのない国家機密漏洩と公金横領という大罪を着せられた。

 ヴァルモン公爵が巧妙に仕組んだ罠だった。

 捏造された証拠、偽りの証言。リアムがどれほど無実を訴えても、公爵の息のかかった者たちによって、その声はかき消された。

 セレスティアもまた、必死で国王陛下に嘆願したが、ヴァルモン公爵の権力の前では、一介の娘の声など、あまりにも無力だった。


 リアムは、全ての地位と名誉、そして財産を剥奪された。

 そのあまりの仕打ちに、彼の心は深く傷つき、絶望の色がその誠実な瞳を覆った。

 王都を追われるようにして逃れた先で、リアムは心労からか、重い病の床に就くことになる。

 日に日に衰弱していく愛する人の姿を目の当たりにしながら、セレスティアは激しい怒りと悲しみ、そして何もできない自分への無力感に打ち震えるしかなかった。

 ヴァルモン公爵の、全てを見下すような冷酷な笑みが、彼女の脳裏に焼き付いて離れなかった。




 

 リアムが隠れ住むのは、王都から遠く離れた、冬には雪に閉ざされる辺鄙な村の、小さな粗末な小屋だった。

 かつての騎士団長の面影はなく、リアムは痩せ衰え、血の気のない顔で荒い息をついている。

 セレスティアは彼のそばに付き添い、薬草を煎じ、乏しい食材で滋養のあるものを作ろうと必死だった。

 しかし、リアムの病状は悪化の一途を辿り、村の医者も匙を投げる始末だった。


「セレスティア……もう、いいのだ」

 

 ある夜、か細い声でリアムが言った。

 

「君まで、私のような者に縛り付けておくわけにはいかない。私のことは忘れて……君自身の幸せを見つけておくれ」

 

 その言葉は、セレスティアの心を鋭く切り裂いた。

 愛する人に、そんなことを言わせてしまう自分。そして、彼をこんな目に遭わせた者への、抑えきれない憎悪。

 セレスティアは、病床のリアムの手を固く握りしめた。その手は、驚くほど冷たくなっていた。


「いいえ、リアム様。私は決してあなたを諦めませんわ」

 

 彼女の声は、涙で震えていたが、その瞳の奥には、燃えるような決意の光が宿っていた。

 

「あなたを救ってみせる。そして……私たちをこんな目に遭わせたあの男に、必ず報いを受けさせてみせますわ」

 

 それは、復讐の女神が舞い降りたかのような、静かで、しかし鋼のように強い誓いだった。

 リアムの回復には、高価で稀少な薬草と、腕の良い医師による治療が必要だ。それらを手に入れるには、莫大な金がいる。そして、ヴァルモン公爵に報復を果たすには、力と地位が不可欠だ。

 セレスティアは、己の美貌と知性、そして女としての全てを武器に、あの憎き男に近づくことを決意した。

 愛する人のために、彼女は悪魔にでも魂を売る覚悟だった。




 

 数ヶ月後。王都は、ヴァルモン公爵が主催する豪奢な夜会で沸き立っていた。

 その夜会の主役の一人として、ひときわ注目を集める女性がいた。

 エリアーナと名乗る、謎めいた美貌の令嬢。

 絹のような黒髪を優雅に結い上げ、深紅のドレスを纏ったその姿は、まるで夜に咲く妖しい華のようだった。

 彼女こそ、過去の自分を捨て、復讐の仮面を被ったセレスティアその人だった。


 セレスティアは、リアムの元を離れる際に手に入れた僅かな資金と、かつてリアムから教わった知識を元手に、ヴァルモン公爵の好みや彼の周囲の人間関係を徹底的に調べ上げていた。

 そして、計算し尽くされたタイミングと立ち居振る舞いで、公爵の目に留まることに成功したのだ。

 彼女は、ヴァルモン公爵が好むとされる、少し影のある儚げな美しさと、物怖じしない知的な会話で、彼の興味を巧みに引きつけた。

 公爵の腕にそっと手を添え、潤んだ瞳で彼を見上げる。

 

「まあ、公爵様。あなた様のような素晴らしい方にお会いできて、わたくし、夢のようでございますわ」

 

 その言葉とは裏腹に、彼女の心の中では冷たい声が響いていた。

 

(愛していますわ、公爵様――ええ、もちろん、嘘だけど)



 

 

 セレスティアの計算通り、ヴァルモン公爵は「エリアーナ」という名の謎めいた美女に瞬く間に心を奪われた。

 彼は彼女を屋敷に招き入れ、高価な宝飾品やドレスを惜しげもなく与え、毎夜のように二人きりの時間を過ごした。

 もちろん、身体を許したりはしない。心もだ。決して。そこは巧妙にのらりくらりとかわしてみせた。

 セレスティアは、公爵の前では従順で、彼を崇拝する純粋な女性を演じきった。

 しかし、その仮面の下では、常に冷静に状況を分析し、公爵の屋敷の構造、彼の側近たちの動き、そして何よりも彼の不正に関する情報を収集し続けていた。


 ヴァルモン公爵は、若く美しいエリアーナが自分に心酔していると信じ込み、次第に警戒心を解いていった。

 酒に酔った勢いで、政敵を陥れた過去の手口や、不正に蓄財した財産の隠し場所などを、彼女に自慢げに語ることさえあった。

 セレスティアは、その言葉の一つ一つを記憶に刻みつけ、時には彼の書斎に忍び込み、秘密の帳簿や手紙の写しを手に入れることもあった。

 それは常に危険と隣り合わせの日々だった。

 一歩間違えば、全てが露見し、自分の命さえ危うくなる。

 しかし、リアムの苦しむ姿を思い出すたびに、彼女の復讐への意志はより一層固くなるのだった。

 時折、愛を偽り、人を欺く自分自身の行為に、心が軋むような痛みを感じることもあった。

 けれど、そのたびに彼女は言い聞かせるのだ。

 これは全て、愛するリアムのためなのだ、と。



 

 

 ヴァルモン公爵の寵愛を一身に受けるようになってから半年ほどが過ぎた頃には、セレスティアの手元には、公爵の数々の悪事を裏付ける膨大な証拠が集まっていた。

 彼女はそれらを密かに整理し、公爵を社会的に抹殺するための完璧な計画を練り上げていった。

 しかし、彼女一人では、この巨大な権力者に立ち向かうには限界がある。


 セレスティアは、夜陰に紛れて王都の裏路地にある寂れた酒場や、古い教会の地下室へと足を運んだ。

 そこで彼女が接触したのは、リアムのかつての忠実な部下で、主人の失脚後も彼の無実を信じ続けていた者たち。

 そして、ヴァルモン公爵によって同じように人生を狂わされた、名もなき犠牲者たちだった。

 セレスティアは彼らに、自らの正体と目的を明かし、協力を求めた。

 最初は疑念の目を向けていた彼らも、彼女の覚悟と、集めた証拠の確かさを知り、やがて固い絆で結ばれることになる。

 復讐の時は、刻一刻と近づいていた。

 セレスティアの胸には、成功への高揚感と、失敗への恐怖、そして何よりも、この長い戦いが終わった後に待つであろうリアムとの再会への切ない想いが交錯していた。



 


 季節は巡り、王都が最も華やぐ建国記念祭の夜。

 その祝祭の頂点として、ヴァルモン公爵の壮麗な屋敷では、国王陛下ご夫妻をお迎えしての盛大な夜会が催されていた。

 シャンデリアの無数の灯りが金銀の装飾に反射し、目も眩むほどのきらびやかさ。着飾った貴族たちの楽しげな談笑の声と、優雅なワルツの調べがホールに満ち満ちていた。

 その夜のヴァルモン公爵は、まさに栄光の絶頂にあった。国王陛下の隣で得意満面に微笑み、自らの権勢を内外に誇示していたのだ。


 セレスティア――今はエリアーナとして公爵の傍らに侍る彼女は、白百合のように儚げで美しい微笑みを浮かべていたが、その瞳の奥には氷のような冷静さと、確固たる決意が宿っていた。

 今宵こそ、全てを終わらせる夜。

 ワルツの三曲目が終わり、楽団の演奏が一時的に止んだ、その瞬間だった。

 ホールの入り口がにわかに騒がしくなり、国王の近衛騎士数名に守られるようにして、一人の老紳士が進み出た。リアムのかつての忠実な執事であり、セレスティアの協力者の一人だった。

 彼は国王陛下の御前に進み出ると、深々と頭を下げ、震える声で、しかしはっきりと訴え出た。

 

「陛下! この場をお騒がせ致します非礼、万死に値すると存じますが、我が主君、リアム・アシュフィールド元騎士団長の名誉を汚し、無実の罪に陥れた真犯人に関する、動かぬ証拠をここにお持ちいたしました!」


 ホールは水を打ったように静まり返る。

 ヴァルモン公爵の顔から、一瞬にして血の気が引いた。

 老執事が差し出したのは、分厚い書類の束。そこには、公爵の不正な蓄財を示す帳簿の写し、政敵を陥れるために交わされた密書、そして彼の悪事を証言する者たちの宣誓書が、詳細に記されていた。

 さらに、セレスティアもまた、そっと公爵の腕を離れると、国王陛下の前に進み出て涙ながらに膝をついた。

 

「陛下……恐れながら、わたくしもまた、ヴァルモン公爵に利用され、脅されておりました……。リアム様の無実を証言しようものなら、わたくしの一族にも危害が及ぶと……!」

 

 その演技は完璧だった。悲劇のヒロインそのものの彼女の姿に、周囲の貴族たちからは同情のため息が漏れる。

 ヴァルモン公爵は激昂し、エリアーナ(セレスティア)を「裏切り者!」と罵ろうとしたが、その言葉は近衛騎士によって封じられた。




  

 その後の展開は、早かった。

 国王陛下は、提示された証拠のあまりの衝撃に言葉を失い、そしてすぐにヴァルモン公爵に対する深い怒りを露わにした。

 その場で公爵は近衛騎士たちに取り押さえられ、屋敷の地下牢へと連行された。

 数日後には王宮で正式な査問会が開かれ、ヴァルモン公爵の長年にわたる数々の悪事が白日の下に晒された。

 彼に媚びへつらっていた者たちは、蜘蛛の子を散らすように離れていき、もはや彼を擁護する声はどこからも上がらなかった。


 判決は、ヴァルモン公爵の全ての爵位と財産の剥奪、そして国事犯としての終身禁固という、彼にとっては死よりも辛いものだった。

 一時代を築いたかに見えた彼の権力は、こうしてあっけなく、そして完全に崩壊したのだ。


 セレスティアは、ヴァルモン公爵が囚人服に身をやつし、護送馬車へと押し込まれていく姿を、屋敷の窓から静かに見下ろしていた。

 長年の目的を達成した達成感。

 しかし、それと同時に、心にぽっかりと穴が開いたような、深い虚無感が彼女を襲った。

 これで、リアムは救われるのだろうか。

 これで、自分は本当に幸せになれるのだろうか。

 彼女の瞳からは、一筋の涙が静かに流れ落ちた。

 そして、胸の中で、愛する人の名を何度も繰り返す。

 

(リアム様……今すぐ、あなたの元へ……)




 

 ヴァルモン公爵の失脚を見届けたセレスティアは、王都での全ての栄華と、「エリアーナ」という偽りの名を静かに捨てた。

 国王からは、公爵の不正を暴いた功績により多大な褒賞と地位が与えられようとしたが、彼女はそれら全てを固辞した。

 彼女が望むのは、ただ一つ。愛するリアムのそばにいることだけだった。


 身をやつし、けれどその瞳には確かな光を宿して、セレスティアはリアムが隠れ住む辺鄙な村へと再び旅立った。

 季節は巡り、厳しい冬が訪れようとしていた。雪がちらつき始める道を、彼女は一心不乱に歩き続ける。

 そして、ついに辿り着いた小さな家の扉を、震える手で叩いた。

 中から現れたのは、最後に見た時よりもさらに衰弱し、しかし彼女の姿を認めて驚きと喜びに目を見開くリアムだった。

 

「セレスティア……! 本当に、君なのか……?」

「リアム様……! ただいま、戻りました……!」

 

 二人は言葉もなく互いを求め、きつく抱きしめ合った。

 セレスティアは、リアムのあまりにも痩せ細った体に胸を痛めながらも、彼が生きていてくれたことへの感謝と、再会の喜びに涙を流すのだった。

 彼女の心の中には、復讐の過程で負ったかもしれない心の傷や罪悪感もあったが、それ以上に、リアムのそばにいられるという安堵感が満ちていた。


 その日から、セレスティアのリアムへの献身的な看病が始まった。

 彼女は寝食を忘れ、リアムの回復のためだけに全てを捧げた。

 凍える森へ分け入り、薬草を摘んで煎じ薬を作る。乏しい食材を工夫し、少しでも栄養のある食事を用意する。冷たくなった彼の手足をさすり、汗をかいた体を丁寧に拭き清め、そして夜通し彼のそばに寄り添い、優しく語りかけ続けた。

「リアム様、春になったら、一緒に庭に花を植えましょうね」

「リアム様、あの日あなたが読んでくださった詩集の続きを、今度は私が読んで差し上げますわ」


 セレスティアの純粋で深い愛情は、まるで奇跡の光のように、リアムの弱りきった心と体に染み込んでいった。

 彼女の温かい手に触れ、優しい声を聞くうちに、リアムの瞳には少しずつ生気が戻り始め、か細かった呼吸も力強さを増していく。

 セレスティア自身も疲労困憊だったが、リアムのわずかな回復の兆しが、彼女にとって何よりの励みとなり、希望となった。

 偽りの愛を囁いた日々とは対照的な、そこにはただひたすらに純粋な愛だけが存在する、尊い時間だった。



 


 厳しい冬が終わり、村にもようやく柔らかな春の陽光が降り注ぎ始めたある朝。

 リアムは、穏やかな表情で目を覚ました。

 長い間彼を苦しめていた熱は完全に下がり、その瞳には、かつての知性と優しさがはっきりと蘇っていた。

 そばでうたた寝をしていたセレスティアは、彼の気配に気づいて顔を上げる。

 

「リアム様……! お加減は……?」

 

 リアムは愛おしそうにセレスティアの手を取り、その甲にそっと唇を寄せた。

 

「セレスティア……君のおかげだ。君が、私に生きる力を与えてくれた。ありがとう……本当に、ありがとう」

 

 その声はまだ少し掠れていたが、確かな力が込められていた。

 

「君が全てを賭して私を救ってくれた。今度は私が、君の全てを守り、生涯をかけて愛し抜くと誓う。もう何も失うものはない。ここから二人で、新しい人生を始めよう。ささやかでも、穏やかな幸せを、君と共に……」

 

 セレスティアの瞳から、再び涙が溢れ出す。しかしそれは、もう悲しみの涙ではなかった。




 

 それから数年後。

 あの辺鄙な村の、日当たりの良い小さな家には、セレスティアとリアムの穏やかな笑い声がいつも響いていた。

 二人は小さな畑を耕し、鶏を育て、村人たちと助け合いながら、慎ましくも満ち足りた日々を送っていた。

 リアムは完全に健康を取り戻し、村の子供たちに文字や歴史を教え、セレスティアは得意の薬草の知識で村人たちの病や怪我を癒やし、慕われていた。

 華やかな貴族社会とは無縁の、素朴な暮らし。しかし、そこには偽りのない愛と、心からの安らぎがあった。


 ある晴れた春の日、セレスティアは庭で咲き始めた白い薔薇に水をやりながら、隣で柔らかな日差しを浴びて本を読むリアムの横顔を、愛おしそうに見つめていた。

 ふと、かつてヴァルモン公爵に囁いた、あの偽りの言葉が心によみがえる。

 けれど今、彼女の心を満たしているのは、どこまでも深く、温かく、そして真実の感情だった。

 セレスティアはそっとリアムに寄り添い、彼の肩に頭を預けた。

 

「愛していますわ、リアム……」

 

 囁くような、しかし確かな響きを持ったその言葉。

 

「今度こそ、心の底から。この言葉に、もう嘘は一つもありませんわ」

 

 リアムは優しく微笑み返し、セレスティアをそっと抱きしめる。

 二人の上に降り注ぐ春の陽光は、まるで彼らの輝かしい未来を祝福しているかのようだった。

 偽りの仮面を脱ぎ捨て、真実の愛を手に入れたセレスティアの物語は、こうして静かに、そしてこの上なく幸せに幕を閉じるのだった。


 

まずは読んでくださりありがとうございます!

読者の皆様に、大切なお願いがあります。


もしすこしでも、

「面白そう!」

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「期待できそう!」


そう思っていただけましたら、

ブクマと★星を入れていただけますと嬉しいです!


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王様からリアムになんの詫びもされてないような?
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