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双子の戦聖女物語り  作者: ばななーど
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陰謀・ルセイル滅亡

突然ルセイルとアンブロシアに隕石群が迫る。陰で蠢く他国の魔の手が迫る。たった二人だけで隕石群を防ぐことになったルーナとセイラ。敵の魔術師部隊も攻め込んでくるなか、必死に戦う二人の行方はいかに。

ルセイル帝国ばかりではなく、アンブロシア聖教国にまで隕石軍が落ちてくるという現状は明らかに偶然ではない。


 ルセイルとは異なりアンブロシアは魔法大国である。隕石から自国を守る事は可能であるがルセイルは、そうはいかない。


 要はアンブロシアがルセイルに援軍を送れない様にするために同時に二つの国に集団魔法をかけたのだ。


 狙いはルセイル帝国である。推測するにルセイルの隣国のいずれかが仕組んだ事と考えられるのだ。


 ルーナとセイラはすぐにルセイルにもどり、ラフィン城で王太子に謁見していた。


 エルネス王子にはアンブロシアにも隕石群が落とされる事実を報告、大規模な援軍が送れない事を理解して頂いた。ルーナとセイラの二人しか援軍に来れなかったのだ。


 「エルネス殿下申し訳ありません。せめて私達だけでも精一杯頑張ります。」


 「いいえ、あなた達だけでも応援に来てくださった事に心から感謝致します。」エルネスは穏やかであった。


 「せめて我が国の最後を見届けていただけるのが貴女たちである事は大変光栄です。」諦めムードである。 


 「殿下お言葉ですが、これでも母から太鼓判を押されてここに来たからには、最善を尽くさせていただきますわ。」ルーナが答える。


 「殿下!ご報告致します。敵襲です。敵は暗殺者部隊、数も不明です。」


 「遂にしっぽを出したな。暗黒魔法師を多数保有して、アサシンを斥候に使う手口はドアルゴス連邦だ。」


 「取り敢えず、場内の敵を制圧しましょう。セイラは玉座の間で陛下を護って!私は殿下と各個撃破します。」


 「分かりました。ルーナ姉様もお気をつけて・・・」


 アサシンは手強く、城内はものすごい勢いで侵攻を許していた。セイラが玉座の間に辿り着いた時には既にアサシン10人程度が近衛兵の数を半分近くに減らしていた。


 「まずい・・・プロテクト!レジスト!アンプリファイズ!」残った近衛兵に強化補助魔法をかける。


 自らも敵中に飛び込みアサシンを倒して行く。「ザンッ シュン ザシュッ」一気に三体のアサシンを葬り去る。


 玉座の間では敵と味方が入り混じっているため広範魔法が使えず各個撃破するしか無かったがようやく敵を一掃した。


 「陛下ご無事ですか?」


 「そなたは、エルネスの話していた双子の娘さんかな?見事な働き、感謝する。」


 「お褒めに預かり光栄です。ですが、今回の敵の攻撃でかなりの時間がかかってしまいました。ただちに結界を張らないと間に合いません。」話す間にも次の敵が雪崩れ込んで来る。


 「敵は私達に結界を張らせないつもりなんですね。」必死に敵を倒すが、次から次へと敵が攻め込んでくる。





 ルーナは散り散りに展開している敵を撃破していたが、手強いアサシンに足止めされていた。


 暗黒魔術を使うアサシンで、影縫い、影分身、影移動更には高速化魔法を駆使して攻めてくる。


 攻撃が当たらない。


 残念ながら足止めされていたのはルーナのほうであった。


 「だめだ、これ以上時間がかけられない!・・・仕方ない、、、」ルーナは自分の手首を切った。


 大量の血液が流れ出し、霧のように空間を満たして行く。


 「インペリアル・ブラッドミスト!」


 アサシンがルーナを攻撃する為に影から現れた瞬間、ルーナのレイピアが風を切り裂き、アサシンの首が飛ぶ。


 「私の血が舞うこの空間は、いわば私自身。塵一つ動いても瞬時に察知出来る。出現場所さえ分かれば貴方なんか雑兵といっしょよ。・・・急がないと、、、」

いつもご閲覧ありがとうございます。まだまだ新章が残っています。お楽しみいただけるようであれば引き続きご愛顧お願いいたします。

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