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双子の戦聖女物語り  作者: ばななーど
13/25

顔合わせ

ドナ鬼神国から辛くも逃げ帰ったセイラとシェスター。それでも多くの情報は持ち帰ることができたのだった。考えられるのは総力戦である。アンブロシアのマスター級の戦士たちが集結しようとしていた。

ドナ鬼神国は、アンブロシアにとってかなり強敵である。それは、魔法の使えない状況で戦闘する事など考えていなかったからだ。


 戦闘に参加できる者は限られ、魔導士であれば超越者以上の者、剣士であれば剣聖以上に限られるのだ。


 「今回はある意味で、我が国の威信をかけた戦争になる。皆の者、心せよ。」皇帝アンゼルは、いいはなった。


 参加できるメンバーは、戦聖女セイラ・戦聖女ルーナ・大賢者シェスター・大賢者シーベル・剣王セルレイン・剣帝カルセド・剣帝ルメイラ・剣帝ティーラ・剣帝マリベル・魔装強化兵ラーズ、錚々たる人選だが一般の魔法師や剣士は無駄死にするだけなため戦場には出せないのだ。


 アンブロシアはこの僅かな人選でドナ侵略を実行する事となったのだった。





 アンブロシアは、以前と比べてマスタークラス同志が顔を合わせる事はほとんど無くなっているため今回の機会はとても貴重な機会となっていたが、そうでも無い者もいた。シェスターとシーベルである。


 「おいシェス、お前先日ドナで我が娘セイラの足を引っ張ったみたいだな!」セイラの遺伝子上の父はシーベルである。


 シーベルは前にメルティアの起こした内紛で、メルティアを他国に逃して国境沿いで、追手を全て食い止めた強者である。


 幼少期からシェスターと同様、メルティアの側付けであり、メルティアに愛された二人のうちの1人だ。


 彼もシェスターに負けず容姿端麗でゴールドブロンドにルビーの様な赤い瞳が印象的な、ワイルドなイケメンである。


 現在はシェスターと並ぶ、首席賢者であり、剣士としても剣帝の称号持ちである。


 シェスターとはライバル関係にあり、メルティアを取り合った恋敵でもある。


 「お父様そんな事はありません!役に立たなかったのは私です。」セイラが割って入る。


 「とは言え、結局シェスを助けて、チェイサーを一掃したのはセイラだよな。」


 「あぁそうだ、だから今度こそセイラは僕が護る。」シェスターは不貞腐れて答える。


 「ベル?そんな不遜な態度ばかり取るから、メル母様をお父様に取られてしまったのですわ。」今度はルーナが割って入る。


 第一皇女ルーナは、シェスターとメルティアの遺伝子を持ち、シーベルとは許嫁の関係である。


 「やかましい!お前はいつもいつも俺の事にかまうんじゃねぇ!」


 ルーナとシーベルは、メルティアが決めた許嫁ではあるが、シーベルにしてみればライバルであるシェスターの娘でもあるのだ。シーベルはルーナに決して優しくは無いのだ。


 「セイラはいいなー、許嫁が優しくって・・・」半分は本音だった。


 ルーナは母のAIと試行錯誤しながらなんの落ち度も無く実力を伸ばして来た天才である。現状最強の大賢者にして戦聖女であり、剣術も剣撃全てがクリティカルになるという神業の持ち主で、勿論剣王という最高の称号持ちなのだ。


 ここで確認しておかなければいけないのは、年齢である。現在アンブロシアの主力の人材には、年齢を任意固定する高度魔法がかけられており、最も全盛期と思われる年齢で成長が止まるようになっているのだ。ルーナもセイラもそのうち成長して追いついてくるという事なのだ。


ご閲覧ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

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