せつざんとつき
『雪山と月』 - せつざんとつき -
朝日に染まる桜色の美しき雪山と月
あさひにそまるさくらいろのうつくしきせつざんとつき
暁に薄紅に染まる山脈と
あかつきにうすべににそまるやまなみと
その遥か先に望む
そのはるかさきにのぞむ
真白な雪山の桜色の姿と
ましろなせつざんのさくらいろのすがたと
その天頂の上に大きな蒼白の月
そのてんちょうのうえにおおきなそうはくのつき
蒼空の青さと
そらのあおさと
桜に染まるの頂きの直ぐ真上へと
さくらにそまるいただきのすぐまうえへと
寄り添うよう広がる丸き白銀の月
よりそうようひろがるまるきしろがねのつき
その姿を見て
そのすがたをみて
逢いたい人を思い出す
あいたいひとをおもいだす
貴方の声に触れたいと
あなたのこえにふれたいと
朝の満つる月と雪山とを見て想う
あさのみつるつきとせつざんとをみておもう
暁色の刻に
ぎょうしょくのときに
-つぶやき-
朝にであった風景です。
朝の蒼空と、淡くピンクに染まる雪山と、
その頂きの真上に見える大きな白い月。
とてもきれいでした。
撮りたかったけど、運転中では無理です。
タイミングが合わないともう撮れません。
明日にはその美しい景色はもう無いのだけれど仕方ない。
一期一会、出会うものは景色であったり、人や物語であったりしますが、
できる限りそうしたものとの出逢い、その時の気持ちを大事にしたいものです。
写真はそのあとで撮った朝日です。
そのうちに忘れてゆくかもしれないあの時の美しさを、長く覚えておくためにですね(*^^*)