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詩ですⅡ

せつざんとつき

作者: みなはら



『雪山と月』 - せつざんとつき -




朝日に染まる桜色の美しき雪山と月


あさひにそまるさくらいろのうつくしきせつざんとつき



暁に薄紅に染まる山脈と


あかつきにうすべににそまるやまなみと



その遥か先に望む


そのはるかさきにのぞむ



真白な雪山の桜色の姿と


ましろなせつざんのさくらいろのすがたと



その天頂の上に大きな蒼白の月


そのてんちょうのうえにおおきなそうはくのつき





蒼空の青さと


そらのあおさと



桜に染まるの頂きの直ぐ真上へと


さくらにそまるいただきのすぐまうえへと



寄り添うよう広がる丸き白銀の月


よりそうようひろがるまるきしろがねのつき



その姿を見て


そのすがたをみて



逢いたい人を思い出す


あいたいひとをおもいだす



貴方の声に触れたいと


あなたのこえにふれたいと




朝の満つる月と雪山とを見て想う


あさのみつるつきとせつざんとをみておもう




暁色の刻に


ぎょうしょくのときに







-つぶやき-


朝にであった風景です。


朝の蒼空と、淡くピンクに染まる雪山と、

その頂きの真上に見える大きな白い月。


とてもきれいでした。



撮りたかったけど、運転中では無理です。

タイミングが合わないともう撮れません。

明日にはその美しい景色はもう無いのだけれど仕方ない。


一期一会、出会うものは景色であったり、人や物語であったりしますが、

できる限りそうしたものとの出逢い、その時の気持ちを大事にしたいものです。



写真はそのあとで撮った朝日です。

そのうちに忘れてゆくかもしれないあの時の美しさを、長く覚えておくためにですね(*^^*)



挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


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― 新着の感想 ―
[良い点] 雪の白を羽織る山脈に、暁の行き渡る色を桜と。 銀がかる白い満月が、頂きから見下ろす、その時間。 美しいなぁ。想像するだけで美しいけれど、糸紡ぐように流れる詩が、実に麗しく胸に残ります。 […
[良い点] みなはら様の詩、本当に素晴らしいです。 言葉が繊細で美しい! 景色が、ある瞬間にだけ見せてくれる色ってありますよね。 桜色。桜という言葉も良いですね。(景色、色の)一瞬の華やかさと儚さが共…
[良い点]  目にされた光景を詩に  心の目に浮かべる山脈  読んだ者の山は様々に  されど桜色に染まる山  月と太陽とが上がる空  浮かぶ光景は違えども  心は共感に繋がれる詩  言葉とは不思議です…
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