帝国四騎士
「スピードスターのマガーだ？しらねぇな」
鬼剣を抜いてシュラは俺の前に立ち、マガーに対して構える。
「ふ。下等な亜人が俺様の存在を認識することなどできるわけがないだろう。なんせ下等な亜人だからな！」
また決めポーズでマガーは俺たちに言うとシュラはマガーに斬りかかる。俺がゲートで繋げた場所は幻の大地の中で他の亜人が住んでいるとことは違うとこに繋げた。だから存分にやれ！シュラ！
「鬼剣・炎上剣！」
シュラはマガーに向けて鬼剣で斬りかかったがシュラが剣を振るった場所にはマガーはおらず
「ふん。遅いな。この俺様に当てる気か？そのスピードで？なめるなよ亜人」
マガーはシュラの周りを高速で移動し、シュラに攻撃を当て続ける。
「シュラ！」
「大丈夫だ主人！この程度倒せなければ同族の仇など討てない！」
シュラは鬼剣でひとなぎするとマガーは高速で動いて距離をとり
「さぁどうする亜人？俺様はそんじゃそこらの冒険者とは違うぜ。なんせ帝王様を守る騎士だからな」
「はっ！笑わせる。上半身裸の変態め。そんな格好で良く騎士と言えるもんだ」
シュラはマガーに毒を吐くとマガーは一気にシュラに距離を詰め
「亜人。言っていいことと悪いことの区別くらいつかないのかな？」
「！？」
シュラは慌てて鬼剣を体の正面に向けてマガーの拳をガードしようとしたがマガーの拳はシュラの鬼剣を避けてシュラの腹部に高速パンチをくらわす。
「がっは！」
「ふ、さて。行くぞ。オラオラオラオラオラ！」
「う、ぐ、お！」
シュラは腹部に攻撃をくらいつづけ最後に顔にアッパーをくらわされる。シュラはマガーのアッパーをまともにくらった後よろよろと俺の前にまで後退し
「す、すまない。主人、不甲斐ないところ、を」
「大丈夫だ。俺があとはやるから少し休め」
俺がシュラに言ってシュラをミワに預けて代わりにマガーと戦おうとするとチドラが俺の前に立って
「主人。こいつは我がやる。久々に楽しめそうだ」
腕をポキポキ鳴らしながらチドラは言うとマガーは
「ほう。今度は女が相手か。しかし女を出すとはな。お前の主人クズなんじゃないのか？青のメギスを倒したというから楽しみでメギスのやろうに頼んでアザトス村の近くにまで転移魔法でおくってもらってやりにきたのによう。拍子抜けだぜ」
マガーは俺たちに向けて背を向けるとチドラは一瞬でマガーの背後に近づき
「主人をバカにするな。帝国のクソ人間が」
