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青のメギス

「私の弟子が世話になりましたわね。このこは私ひきとりますわ」

「それは困る。大体お前急に現れて何様のつもりだ」


 俺が女に言うと女は俺に向けて水魔法を放つ。


「アクア・ガンズ」


 大量の水滴が俺に向けて放たれ俺は瞬時にロックガードで岩の盾を出現させるが岩の盾を貫いて俺の体に命中する。


「何!?」

「アクア・エッジィ!」


 今度は水の刃を放ち、俺はザオーガの剣で止めようとしたがチドラが


「避けるんだ!主人!体が真っ二つになるぞ!」


 チドラの叫びで俺は瞬時に避け、水の刃が飛んでいった方向を見ると俺の背後にあった森の木が5、6本切断されていた。


「おや。いい部下をもちましたね。私のアクア・エッジィを受ければ今頃あなたは上半身と下半身が別れていたのに」

「お前相当できるな。何ものだ」

「ふふ。何ものと言われましても。私がこの子の師匠であるということは」


 女が喋っている時俺の隣に空間魔法がつなげられそこから水の弾丸が女に向けて放たれる。


「この水の弾丸は、そう、ヨトリ。あなた裏切ったのね」


 空間魔法から出てきたのはヨトリとミワだった。


「兄様!私がいない間大丈夫でしたか!」

「あ、ああ。問題ない。オルゴロスは?」

「オルゴロスは今魔力を使いすぎたので幻の大地にて休んでいます。私とあの赤髪の女だけを送り出してくれました」


 ミワが俺にいうとヨトリは女に対し


「なぁ。ウォルト離してくれないか。青のメギス、ヒウア・メギス」

「あらあら。師匠を呼び捨てだなんてひどいわね。ヨトリ」

「ふん。私はウォルトさえいればいいのあんたかが師匠とかそんなことどうでもいいわ。それに私のことは破門にしたでしょ」


 ヨトリはヒウア・メギスと言った女に言うとヒウア・メギスは


「う、ふふ。ふふふ!だってあなたは、適性がなかったんだもの!魔法はおそらくだけど、いや確実にかウォルトより実力はあるのにねぇ。器としての素質がないのよ貴方には」

「器?なんの話よ!あなたは後継人が欲しいだけじゃないの?お・ば・さ・ん」


 ヨトリはヒウアに言うとヒウアは


「たいした口を聞くじゃないの。少しお仕置きが・・・。いやもっといいことを思いつきました」


 ヒウアは不気味に笑いながらウォルトの顔に水魔法で顔だけを包み込み、息をできない様にする。


「な!クソババア!ウォルトを話しなさい!」

「全く気が昂ると口が悪くなるところは全く治っていない。これだからあなたは」


 ヨトリはヒウアに突っ込みウォルトを取り返そうとした。

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