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ウォルト・メイギス

「主人。クロックの作る剣はかなりのわざものだ。だから生半可な奴では扱えませんが主人なら俺は使えると信じてるぜ」


 シュラは後方からいい、それをもっと早く言ってくれと俺は思う。


「よくも。よくも私の顔に傷を。師匠が綺麗と言ってくれた私の顔に傷を!許さない許さない許さない!」


 ウォルトは俺にアクアランスで何度も突くが俺は剣でウォルトの攻撃を全て防ぐ。


「うぉぉぉ!」

「そんなに興奮していると魔力の消費が激しくなるぞ。こちらにとっては好都合だがな!」


 俺は隙を見ながらウォルトにロックブラストを放ち、ウォルトの顔にまたダメージを与える。ウォルトは一度下がって自分の鼻に手を当てると鼻血が出ていることに気づく。


「て、てめぇ!このクソガキがぁぁぁぁぁ!また!また私の顔にこんな、鼻血を!」

「人間なんだから鼻血なんて出すのは普通だろ。どっかのアイドルかよ」

「意味のわからないことをいうんじゃないわよ!クソガキ!」


 あら。アイドルってわからなかったか。この世界についてだいぶ調べたつもりではいたがまさかアイドルという言葉が通じないとはな。


「アイドルなんてただの看板娘の様な女と一緒にするな!平気で仮面アイドルをしたりする奴らと私らはでは格がちがう!あんな女たちより私の方が何倍もきれいよ!」

「言葉の意味を理解できていたか。しかし俺の目から見れば貴様はそこまで可愛いというものではないだろ。むしろさっきの女、ヨトリの方が」


 俺がウォルトにいいかけるとウォルトは


「はん!あいつは師匠が不細工だと言っていた。だから私の方が可愛くて美しくて強いんだよ!この可愛いさのわからないクソガキが!」


 わーお。なんて口の悪い自称可愛いとかいう魔法使いなんだ。そろそろこいつの言葉聞くのも嫌になってきたし。倒すか

 俺は雷魔法でウォルトに攻撃する。


「サンダー・ショット!」

「な、雷の魔法だと!」


 ウォルトは驚いてはいたが俺の雷魔法を普通にかわす


「ふん!私が雷魔法が苦手と思ったかクソガキ!水魔法使いだからといってなめるな!私は青のメギスの弟子よ!」

「そうか。なら油断しなければよかったな」


 俺はウォルトに言うとウォルトの背後に一瞬でまわって


「サンダー・ショック」

「な、ぐ、あぁぁぁぁぁ!」


 ウォルトは俺の雷魔法を直にくらいその場に倒れこんだ。


「メギスの弟子と言ってもこの程度か。さてこいつも幻の大地に連れて」

「そこまでですわ」


 倒れているウォルトの近くに急に現れた女は俺に言った。

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