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ザオーガの剣

「私を1人で倒す?なめているんですか?私を?私を誰だと知っていっているんですか?」


 杖を持った青い髪の魔法使いが言う。


「名乗られてないからしらねぇな。別に知ったところで死ぬお前にはなんとも思わないが」

「いいますね。ではおしおきしてあげましょう。私をヨトリと同じ実力だと思わないことですね!」


 青い髪の魔法使いは持っていた杖に魔力を込めたのか先端が剣の様に尖り出す。


「形状変化・アクアブレード」


 青い髪の魔法使いは俺に接近し俺は青髪の魔法使いの攻撃を普通に避ける。

 避ける避ける避ける。


「ちょこまかと。うっとうしい男ですね。なぜ攻撃しないのですか?」

「攻撃?必要はないだろ。お前の攻撃を避けつづければ自然と魔力は減っていく。ジリジリ魔力ぎれをまてばいい」


 俺が青い髪の魔法使いに言うと


「そう。私はウォルト・メイギスというの。青のメギスの弟子よ。この名を聞けばわかるでしょ。メギスの弟子ということは私はそれなりに魔力があるし」

「メギスの、弟子だと?」


 まさかこんなとこで会えるとは。しかも自ら出向いてくるとは探す手間も省けたというもの。


「それなら話は別だ。全力でやらせてもらうぞ」


 俺は土魔法でウォルトに攻撃する。


「地属性の魔法か。まぁどんな魔法であれば関係がない」


 ウォルトは杖の先端を剣のようなものから槍のようなものにかえる。


「形状変化・アクアランス」


 ウォルトは俺の土魔法、ロックブラストを破壊し、そのまま俺の胸を貫く。


「ぐっふ」

「あまり私を舐めない方がいい。それがもし本気ならあなたは他の2人と変わるべきだ」


 ウォルトは俺の胸を刺しよろける俺を見て言う。

 これが俺の本気だと思っているのか?むしろ今の魔法で貫かれた胸だがかすった程度だ。チドラと遊んでいる方がもっと辛かったぞ。俺は女神様の加護で体力はくっそなほどあるからなんともないが。それに傷ができても意外とすぐに回復するし傷も残らない。ミワが心配するから形式上の回復とかはしてもらってはいるがな。

 今受けた胸の傷のとこももうなおってるし血もとまってる。

 俺はクロックのつくってくれた剣を抜き、ウォルトに斬りかかる。ウォルトも俺の攻撃を避ける。ウォルトは俺の攻撃を避けたが軽く先端がかすった程度でかなりの傷ができていた。


「うっぐ!ばかな!軽くかすった程度なのになんで!」


 ウォルトは驚いたがきった俺自身も驚いていた。

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