シュラVSヨトリ
「大丈夫かよ主人。油断してると危ないぜ」
「あ、ああ。すまない」
俺がシュラに礼を言うとヨトリは「ちっ」と舌打ちする。
「当たらなかったか。まぁいいわ。もう一回やるだけだから」
「正々堂々というわりには不意打ちをするんだな貴様」
「卑怯なことはしないと言っただけ。ただ正々堂々先制攻撃はさせてもらったわよ!」
ヨトリはまた水魔法を放ちシュラはヨトリの水魔法を鬼剣で斬る。
「ここなら俺の正体はバレないからな。貴様は相当できるから全力で戦ってやろう」
シュラは鬼封じの仮面をとると頭にツノが現れ、肌の色も赤く染まっていく。
「お前、ザオーガか?」
「ああ。そうだとも」
「ザオーガはノングのやつがハンマーで潰しまくったって聞いたのだけど?あいつに潰されまくったということはザオーガは滅んだと思っていたわ」
「ほう。俺達の里を襲撃してきたやつと仲がいいのか?」
シュラはヨトリに聞くとヨトリは「は?」とシュラをゴミを見るような目で見たあと
「誰があんなやつと仲がいいって?あんなクソみたいな襲撃したやつと一緒にしないで。私はちゃんと実力で実績を身につける。そろそろおしゃべりはやめましょうか」
「ああ。そうだな。かかってこい」
鬼剣をかまえてシュラはヨトリに言う。
「水の大砲!アクア・キャノン!」
ヨトリは大量の水をシュラに向けて放つ。シュラは
「鬼剣・炎上!」
ヨトリの水魔法を炎の斬撃一振りで対抗しようとしたがシュラはヨトリの水魔法を無効化できずに威力を弱めたものをくらう。
「うぐっ」
「まだまだ!水滴よ敵を貫け!アクア・ガン!」
小さな水玉を何発も勢いよくシュラに放つ。シュラは何発かは斬りおとすが数発まともにくらう。
「ぐ、う」
「シュラ!」
俺はシュラにかけよろうとするとシュラは
「主人。大丈夫だ。俺は本気を出すとは言ったがまだ本気の攻撃をあてていない。黙ってみていてくれ」
「ふ。本気の攻撃?私に当てなければ意味はないわよ。くらいなさい!アクア・ガン!」
ヨトリはまた小さな水玉を何発も放つとシュラは
「鬼剣・炎車!」
自分の前で鬼剣を回転させアクア・ガンを全て蒸発させた。
「は?あんた生意気に何私の魔法消してるのよ。ムカつくわね!水の剣よ!アクア・ブレイド!」
ヨトリは片手に水の剣を魔法で作りシュラに斬りかかった。
 




