女神ルート 神の裁判
すいません分かりづらいかもしれませんがキナを異世界に転生させた後の女神の話です
アザトス村に進路を決めたキナ達。キナを異世界アンブラシアに転生させ8年、女神はなんとかキナ、もとい阿村 江を異世界に転生させたことを隠していたがとある神にバレてしまい今は神の裁判にて裁きを受けようとしていた。
神の裁判の裁判長、裁決の神サイは裁判席の木槌を振るう。裁決の神は神の裁判にてもっとと公平な判決をくだす神である。
「これより神の裁判を開始する。今回の議題は女神アルフレイが人間を勝手に自分の担当する世界に転生させたことだ。君の役目はなんだ。罪人、女神アルフレイ」
罪人の立つ場所にて腕を拘束されているあるフレイに問うサイ。女神アルフレイは
「私の役目は担当する世界の生きとし生けるものが死んだ場合は然るべきところに導くことです。なので私はなんら恥じることはしていません」
アルフレイはサイに言うと観客席にいる神の1人が
「困るなぁアルフレイ君。何が恥じることはしていないだ。君は充分悪いことをしたではないか。自分が最高神様よりいただきし加護を人間に与えるなんて。君は充分悪いことをした。分かるかい?」
顔にギザギザのアザがはある神は言う。彼の名は戦闘神ゴンズ。彼は戦いにおいて全て勝利するという加護を最高神様より与えられている。女神アルフレイをこの神の裁判へかけた神の1人である。アルフレイはゴンズを睨み
「私より下の戦いしか能のない神が何を言っているか分かりませんがサイ様。私はあなたは話がわかると思い言わせていただきます。私は確かに人間、阿村 江を私が担当する2つの世界の1つ、アンブラシアに転生させましたが彼の人生はあまりに悲惨でした。ですから私は最高神様より与えられた加護を彼に与えた。それだけです」
アルフレイはサイに言うとサイは
「君はこの神界において人間を転生させること許されてはいないことをわかってはいるのかね?」
「そ、それはもちろんです」
「さらには最高神様より与えられた加護を与えるなんてかなりの重罪。私は公平に裁判を進めなくてはいけない。君を擁護する弁護する神もいない。たとえ君が私の友人の神、弁護神コースコの娘でもね」
アルフレイは「くっ」と舌打ちするとサイは木槌を叩き、判決を下す。
「判決。被告神を死刑、この裁判の後すぐに処刑し、女神アルフレイの魂は最高神には渡さず魂の神、ゴルグレアに譲渡する」
魂の神ゴルグレア。この男は裁判にて死刑に処され魂の存在となる神の魂を管理する神である。彼に管理される魂は一生魂のままゴルグレアに管理されることになり新たな生をうけることはない。神は裁判にて反省しているのが見られた場合は最高神の判断により新たな神に生まれ変わるか異世界にて新たな生をうけることを許されるが反省してない場合、もしくは重罪を犯した場合はほとんどがゴルグレアのもとへ行くことになる。
「これにて裁判は閉廷!即刻罪人アルフレイを処刑の間へと連行せよ!」
処刑の間への案内人は神の裁判会場からアルフレイを処刑の間へ連行した。




