激突！赤のメギス
チドラが青年ベルガルフの顔面を殴ると青年ベルガルフの頬は真っ赤に腫れ口から大量に血を噴き出していた。
「い、たいじゃ、ないか、この、くそあまぁ」
「ふん。今からは痛いじゃすまんぞ。貴様の泣き叫ぶ顔などには1ミリも興味はないが泣け叫ぶだろうな貴様は」
チドラは青年ベルガルフの顔面をタコ殴りにした後、顔面の形が腫れてもとのかたちが見えないくらいにした後に次は両腕をぼっこぼこにした後に両足をボコボコにした後既に青年ベルガルフはむしのいきだっま。
「か、はっはーはっは」
「何を笑っている。貴様はもう死ぬんだぞ？」
「は、はは。な、んで、わらっ、てるか、わかんない、しよ。こんな顔、じゃ、自分が、笑ってる、かもわからん。でも、こんなに、貴様と、差があると、は、さ、すが、龍種、か」
「ふん。たかだか人間風情が我をなめるな。主人を倒せるほどになってから初めて我を倒せると思うがよい」
「ふ、ふふ。そりゃ、無理な、話、だな。キナ・ドーマ、は、メギスでも、てこずる、ときいた。そんな、やつに僕、が、かなうわけ、がない」
青年ベルガルフが諦めたように言うとチドラは
「ではなぜ我に挑んだのだ？」
「そりゃ、あんた、とは、やって、みたかった、から、だよ。あんの、じょう、やられた、けどね」
青年ベルガルフはチドラに言った後に最後に
「メギスは、僕のようには、いかない。はやく、戻るん、だな。僕は、まだベルガルフでは、まともな、ほうだから、ね。性癖はお、かしいらし、いけど、ね」
青年ベルガルフはその言葉を最後にそのまま喋らなくなり、チドラは青年ベルガルフを地属性魔法で埋めてキナのところへ戻った。
「さて。前座は済んだからのう。やるか。キナ」
オーガスは俺のところへゆっくり歩いてくる。
「ヨトリ。俺はメギスの相手をするからお前はゆっくり休んでろ。無理に動かなければ死ぬことはないから。だが無理したら死ぬと思え。そして無理をすることは許さんからな」
俺はえぐられた脇腹を応急処置して寝かせているヨトリに対して言う。こいつは俺が言わないとマジで無理して戦おうとするかもだしな。ホワッツにマムラもまだシュラの鬼神化をとめているし、俺が一人で奴をやるしかないだろ。ま、最初からその気だけどな！
「子供の時にやられた借りを返してやるよ」
「些末なことは覚えてはいないが風のメギスが言っていたからそうなんであろうのう。あいてしてやるからはようこい」
