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破滅転生〜女神からの加護を受けて異世界に転生する〜  作者: アークマ


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他の厄災シリーズ現状

「お、おい。俺の体のパーツを集めてどうするつもりだぁ?オルゴロス」


 少し怯えた顔でオルゴロスを見ながら聞くゴウカァ。今からオルゴロスがすることの大体予想はついているんだろう。


「そうだなぁ。ゴウカァのバラバラにした体を一個ずつあのマグマにほうりこむ」

「ま、まて。はやまるな。流石の俺でもそこまでされたら再生に時間がかかる。だから考え直せ。な?」

「考え直せねぇ。それじゃ情報を、私が聞いた質問をちゃんとかえしたら考えてあげる」


 オルゴロスはゴウカァに言うとゴウカァは「わ、わかった」と答える。


「まず私とゴウカァ以外の厄災シリーズの居場所、あと生きてるか生きてないかを教えて」

「な、なんだ。簡単な質問じゃぁねぇか。それくらいなら答えてやるよ。全滅だよ。他の五龍王、雷龍と氷水龍と風龍に全員やられたよ。雷の厄災、ゴレクトは雷龍の空間に潜入後奴の雷に耐えきれずにやけ焦げて死んだよ。今の雷龍は龍種の中でもっとも強いとも噂されていたらしいからな。龍種からは」

「なぜそんなことを知っている?」


 オルゴロスはゴウカァに聞くとゴウカァは笑いながら


「俺の主人は炎龍サラマンルードを捕らえていたんだぞ。情報は娘の龍に何かをするといえば奴は情報をペラペラはいたからな。いやぁ。見ていて滑稽だったよ」

「そうか。では他の厄災シリーズは本当に死んだんだな?」

「ああ。水の厄災、スライトスも氷水龍に氷づけにされてくい殺されたよ。風の厄災、シィルドーも風龍の風魔法で体が回復できないほどに風の刃でバラバラにされて死んだ風龍の空間には地上という概念がない。だから自ら足場をつくらなければ永遠に落下をつづける。シィルドーは今落下の真っ最中だよ。死んだ状態でな」

「そりゃシィルドーも辛いだろうな。ゴウカァ以外とは私はあまり仲良くしてないから気にはしないけどねただ同じ厄災シリーズとしては可哀想とは思うわ」

「ふ。そ、そうか。なら俺のバラバラにした体も元どおりに。質問には嘘偽りなく答えたんだからオルゴロスの空間魔法で俺の体をくっつけ」


 ゴウカァがオルゴロスに言ってる間にオルゴロスはゴウカァの体、首以外の部位を全部マグマの中に放り込む。


「な、なぜだ!話が違うじゃないか!俺は、これじゃ再生がうまく」

「再生?まずさせる気がないんだから何を行ってるんだお前は?」

「え?」


 ゴウカァが驚いた間にゴウカァの首を掴んだ後にオルゴロスは空間魔法で適当な空間に繋げてゴウカァの首を放り投げた。

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