一方的な戦い
「うっぐぅ!クロカゲはん!何してますの!はようあっしを守りなさいな!」
オズは俺が切断した腕を拾いあげた後にクロカゲと呼ばれる奴らにいうと黒い服装をした人が4、5人俺の前に現れたが俺は
「邪魔をするならお前らも殺すぞ」
俺はクロカゲたちに言ってもクロカゲ達はさがらずに俺に突っ込んできたので俺はクロカゲ5人の首を全て斬り落とす。
「な、んなあほな!クロカゲはんは優秀なあっしの手下でっせ!こんな、こんな簡単にやられはるわけ」
「お前と同様こいつらは弱すぎる。だから死ぬ。それだけだ。そしてお前も今死ぬんだよ」
俺はオズに近づいてオズの首を狙うがオズは片腕に持っていた剣で俺の鬼剣を防ぐ。
「ぐっ!」
「お前とはもう遊ぶ必要はないから。ただ、ただ殺すのみ」
「ま、まちいゃ。た、確かにあっしがそこの人を殺したのはあかんかった!それは認める!だからここは穏便に話し合いで!な?」
「何が話し合いだ。ただ逃げるだけだろうが。この前の交渉の時も、結局テゴウ村の村人を殺しに来たのはそこで今俺が斬ったクロカゲだろう。着ている服が全く一緒ないじょう言い逃れはできんぞ」
俺があの時対峙した男は全身黒服の動きやすそうな服に黒い覆面を被っていた。今斬った人達5人も全く同じ服装。こいつは最初からテゴウ村の人たちを俺たちに渡す気はなかったというわけだ。
「な、なんの話でっしゃろな?あっしはそんな話しりまへんで」
「ふん。情報が命とか言っているやつのセリフじゃあないな。さっさとくたばれよ!」
俺は何度も鬼剣でオズを攻撃しまくるがオズはうまいこと急所を避けながらも俺の攻撃をうけていた。
「はぁはぁ。あんさん聞いた話と違いますわ。無益な殺生はこのまんづらしておいてこうも一方的に商人であるあっしを殺しにかかりはるとわ」
「は。商人が人間殺した後に地面に投げつけるかよ。とっとと死ね」
俺は一気にオズのもう片方の腕も斬り落とした後にオズの胸に鬼剣を突き立てる。
「がっは!」
「やっとだな。最後に遺言くらいは聞いてやるぞ」
「ふ、ふふ。あっし、も、ビーナ、はん、みたいな、力を、あの方から、もらえれば、あんさんなんか、に。しかし、無理な、話か。どうやらあっしは、あの方の反感、をかって、しまった、らしいからなぁ。まぁ、この後、何があっても、がんば、りや。あの世で、応援、したる、わ」
皮肉のようにオズは俺に言った後にオズは死んだ。




