サラスコの異変 2
一度俺たちが屋敷に入ると屋敷の前に空間魔法が繋がる。これはオルゴロスのやつか?
「主人。この空間魔法に入ろう。おそらくオルゴロスのやつだろうからな。この状況の説明をしてもらわないと」
チドラは怒りを抑えながら俺に言うと俺は頷き、チドラと共に空間魔法の中に入るとそこはいつもシュラ達が修行している場所につながっていた。
「主人。おかえりなさいませ」
オルゴロスより先にキスキルが俺たちを出迎える。
「ああ。キスキル。ここにいたのか」
「はい。ここで身を潜めておりました」
キスキルは俺とチドラにいい奥からオルゴロスが出てくるとチドラが真っ先にオルゴロスを殴る。
「おいオルゴロス!おまぇ!お前がいて一体何をしていた!お前がサラスコのことを任せろというから任せて我は主人とともにシソンタウンに行ったというのに!」
「それについては私からはべんめいのしようもない。殴りたければすきなだけ殴れ。私もなぜサラスコがああなってしまったかわからんからな」
オルゴロスはチドラに言うとチドラは10発ぐらい殴った後にオルゴロスを殴るのはやめ
「一体なんであのゴブゴブリンとサラスコが一緒にいるんだ?お前とサラスコは一緒にいたんじゃないのか?」
「先日までは一緒にいたよ。だが急にサラスコの瞳の色が変わったんだよ。まるでしゅうてんがあっていないかのように。そして私に攻撃してきたんだ。炎の魔法やブレスで攻撃を始めて私の言うことは聞いてくれなくてね。一応全部空間魔法で無効化にはしていたんですけどオメーの声を聞いて急に攻撃をやめたんです。そしてオメーの言うことを聞くようになり私はこういうおはらいばこにされたような感じです」
オルゴロスが状況の説明をするとチドラは
「おかしな話だ。この幻の大地は我と主人以外誰も人、亜人を入れることはできぬ。前のようにスピードが速い奴のような介入がなければな」
「そのせつもあるから私とキスキルで調査はしたがそんな気配はどこにもなかった。だからこそ謎が深まるばかりというかな」
オルゴロスはチドラに言うと俺は
「ならばこうしよう。どうせ俺たちはお前たちの力がほしくて一旦帰って来たんだからな。オルゴロスにシュラ、サラスコとホワッツをシソンタウンに連れていけばいい。それでいいじゃないか」
「私が必要?シソンタウンはそこまですごい奴らがいるのですか?」
オルゴロスは俺に聞くと俺は首を縦にふった。




