表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
破滅転生〜女神からの加護を受けて異世界に転生する〜  作者: アークマ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

170/270

サラスコの異変

 一度幻の大地へ帰還した俺とチドラは俺の屋敷へと向かう。屋敷に向かう道中、エルフのコミと出会う。


「あ、主人。帰ってきていたんですか」

「ああ。後コミ。別に主人じゃなくてキナでいいんだぞ」

「いえいえ。主人は主人ですから。それより屋敷の方はご覧になられましたか?」


 コミが俺に聞いてくると俺は


「いいや。今帰って来たばかりだから何とも」

「そうですか。お時間があればでいいので部屋の方を見ておいてください。家具を送っておきましたから」

「わかった。ありがとう。キスキルは?」


 俺はとりあえずキスキルにも挨拶しておこうと思ってコミに聞くとコミは


「キスキル殿は最近見ていないですね。最近ゴブゴブリンがきな臭い行動をしているらしくてキスキル殿が目を光らせているんですよ。それでキスキル殿をみかけていなくて。おそらくですが屋敷にいるのではないかと。オルゴロス殿もそこにいると思います」


 コミが俺とチドラに言うと俺はコミに礼を言って屋敷に向かう。


「主人。我はサラスコの身に何かあればゴブゴブリンを根絶やしにするかもしれぬ。本当ならオメーだけで済ませたいが全員がグルになっていれば容赦なく我は殺します。それがゴブゴブリンを連れてきた我の務めでもありますゆえ」

「ああ。構わないよ。幻の大地に対し殺しあいをのぞむならそいつらは殺していい。俺の作る幻の大地には不要だから。できるだけ穏便には済ませたいけどね」


 俺とチドラが屋敷に向かうといつもはオルゴロスとチドラが居座っているところにサラスコとオメーだけが居座っていた。

 チドラはオメーの胸ぐらを掴み


「おいてめぇ。オルゴロスはどうした?」

「こ、これは地龍様。おはやい、お帰りで。オルゴロス殿は知りませぬよ。ね?サラスコ様」


 オメーはサラスコに言うとサラスコはただ首を縦に振る。


「サラスコ!痛いこととかされてないのか?」


 チドラはオメーを投げ飛ばした後にサラスコに近づいて聞くとサラスコは


「ワタシハ、ダイジョウブ、デス」

「ん?何で片言なんだ?それよりオルゴロスは?」

「オルゴロス殿はシュラ殿のところに行くと聞いてから我々は知りませぬよ。ね?サラスコ様」


 オメーはまたサラスコに聞くとサラスコはただ首を縦にふる。

 おかしい。なぜサラスコは自分から喋らない。それに前にあった時は目の色が赤く輝いていたのに今は目の色が真っ黒で見ている先のしゅうてんがあっていない。一体サラスコに何があったんだ?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ