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破滅転生〜女神からの加護を受けて異世界に転生する〜  作者: アークマ


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リベンジ・アドン

 俺はチドラと別れ、ひたすらテゴウ村を真っ直ぐ進んでいるとヨトリが


「そのまま進んだら死ぬわよキナ」


 俺はヨトリに言われたとおりに後ろに下がると俺の前に液体の魔法が降ってきて地面を軽く溶かす。この魔法は


「会いたかったぜぇぇぇ!ヨートーリー!」


 醜い顔の男、おそらくアドン・トルガと思われる男がヨトリに叫ぶ。


「私はお前みたいな気持ち悪くてネチネチした男には会いたくはなかったわよ」

「つれねぇこというなよお。私とお前の仲じゃないかぁ!なぁ!片目のかりをかえしにきたんだぞ!せめてくるとなったらおめぇらしかいねえと思ったからなぁ!」


 アドンは水滴をとばしヨトリに放つがヨトリは全て自分の水魔法で防ぐ。


「キナ、ジョー。先に行きなさい。こんなザコに構う暇はないわ。私がやっておいてあげる。ありがたく思いなさい」

「どうしてそう上から目線なのかはわからんがわかった。任せるぞ。お前もチドラ同様死ぬんじゃないぞ」

「ふ。誰にものを言ってるんだか。私はヨトリ様よ。それにチドラだって死にはしないわよ」


 ヨトリは笑いながらいい、俺とジョーはヨトリにその場を任せてビーナのもとへと急いだ。




「うれしいぜぇぇ!ヨトリィィィ!邪魔な奴らを先に行かせてくれるなんてなぁ!」


 キナ達の後が見えなくなった後にアドンはヨトリに攻撃する。


「ふ。あなた程度なら私で充分だと思ったからよ。あなたの触れたら溶かす液体とか気持ちの悪い魔法は私の水魔法であなたの醜い顔ごと綺麗にしてあげるわよ」


 ヨトリは水魔法で攻撃するとアドンは笑いながら


「あっははは!ほざいてろや!ヨォトォリィィィィィィィ」


 アドンは溶かす液体を飛ばしヨトリの魔法を相殺する。


「アクア・ビット」


 ヨトリは自分の体の周辺に水の水滴を作り上げた後に


「アクア・ブレードとアクア・シールド!」


 片腕に水の剣、もう片腕に水の盾をつくりアドンに近づく。


「接近戦なら私の方にぶがあるぞぉ!ヨォトォリィ!」

「人の名前を何度も変な呼び方で呼ぶんじゃないわよ!」


 ヨトリはアドンの攻撃を避けながら水の剣でアドンにダメージを与えていく。


「かっはは!痛くねぇな!そんな水の剣如きで!」

「アクア・ガンズ」


 水の小さな玉をヨトリが放とうとするとアドンは後ろに下がり手の方から出るアクア・ガンズを避け、にやりと笑っていたがヨトリのアクア・ガンズは先程つくったアクア・ビットの方から放たれ、両腕の肩、両足の膝部分にアドンはダメージを負った。

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