チドラ怒る
「・・・貴様こそ何者だ。人間の顔を簡単に踏みつけられるやつなど」
老人は一気にチドラにつめよる。チドラは驚きながら
「貴様、まさか龍族か」
「ふぉっふぉっ。よくわかったな。わしは五龍王より外れた龍。豪炎龍シスタスじゃ」
「豪炎龍だと?貴様、サラマンルードに倒され堕ちた龍だな」
チドラはシスタスに言うとシスタスは
「あんな若造ごときにわしはやられてな。わしも衰えたと感じたよ。だがわしはあんな奴に五龍王の一角を任せるつもりはない。だからわしは奴の情報を垂れ流したんじゃよ。娘のな」
チドラはシスタスの話を聞いた後にチドラは
「主人。すまないが先に行ってくれ。我はこいつ相手に加減をできそうにない」
「・・・そうか。なら任せたぞ。2人とも行こう」
俺はヨトリとジョーに言うとヨトリは「はぁ?なんであんたの言うこと」と言ってきたので俺はヨトリを睨んで
「いいから行くぞ。ジョー。すまないがヨトリが動かないようならひっぱてきてでも連れてきてくれ」
俺はジョーに頼むとジョーはヨトリをお姫様抱っこで担いで走り出す。ヨトリはかなり暴れていたがまぁいいだろ。
「チドラ。必ず生きてこいよ」
「ふ。主人。誰にものを向かって言っている。こんな卑怯な龍族は殺してすぐにそちらに向かう」
「・・・わかった」
俺はジョー達の後をおい、その場はチドラに任せた。
キナ達がチドラにシスタスを任せ、先にビーナの元へとキナ達が向かって数分後チドラはシスタスに対し
「貴様のような外道でも待つということができたんだな」
「ふおっふお。なーに。わしからの慈悲というものよ。貴様はどうせここで殺して別のものを五龍王にするからのう。貴様は五龍王の一角なんじゃろ?サラマンルードの事を知っているということは」
シスタスがサラマンルードの名を笑いながら言うとチドラは
「ぶち殺す」
チドラは勢いよく息を飲み、シスタスに
「地龍の息吹!」
「ほう。わしにブレスで攻撃するか。であれば」
シスタスも息を飲み
「豪炎龍の息吹!」
チドラのブレスとシスタスのブレスがぶつかり合い近くにいた村人達は吹き飛ばされる。ブレス同士で相殺した後にチドラは手を龍の手に変えてシスタスに殴りかかる。
「地龍・乱舞!」
「ふぉっふぉ。勢いがあるのを。じゃが」
シスタスは龍の腕に炎をまとわせ
「豪炎・連撃」
チドラとシスタスは数分殴り合うとチドラは一度距離を置き自分の腕を見ると自分の腕が焦げていた。




