ビーナ・マゴウ
「さて。これからどうしましょうか。ジンは気絶しているし。正直私はまだこの人に死なれては困ります。このシソンタウンの件が片付いたらジンは必要だからね」
ジュナは俺たちに言うと俺は
「ならこいつを担いで集落に戻るか?もしかしたらビーナのやつが襲ってきているかもしれない。ジュナもそのために来たんだろ?」
「そうね。とりあえずは戻りましょうか」
俺はジュナに言うとジュナは納得し、チドラがジンを担いで俺たちは急いで集落に戻った。
集落に戻ると予想したくはなかったが、まぁ襲われてはいないんだがアルフレの家の前に人間でできた椅子があった。
「あれは、な、なんなんだ?理解できないんだが」
俺はチドラとジュナに言うとジュナは
「ビーナという女はそういう女よ。利用価値がない人間はああして道具みたいに使うの。そして逃げようとすれば即死罪。アルフレが護衛の人がテゴウ村の人を集落に何人か通していたようだけどね」
ジュナは言うとアルフレの家からドン!とでかい音が聞こえる。
「アルフレ!無事か!」
俺は何かあったんじゃないかと慌ててアルフレの家に入るとアルフレの前に手の爪は長く見た目がスマート?で髪の毛は上にかきあげてあり色は紫と白、服装はやたらと派手な服を着ていた。
「アルフレ。いい加減この集落から出て私のとこにきなさい。これは最終勧告よ」
「手紙でも返事を返したはずよ。私は集落に残る。あなたみたいな人とは一緒にいれない。以上よ」
アルフレはやたらと服装が派手な女に言い返すと
「そう。なら後悔することね。この美の化身でもあるビーナ様があなただけは生かしてあげようとわざわざ出向いてあげたのにいいわ。そんなに死にたいなら明日あなたを殺しにきてあげるわ。じゃあね」
ビーナという女は後ろに振り向いた後入り口にいた俺にぶつかって
「ちょっとでくのぼう。あんたのせいで私の服が汚れたらどうするのよ」
「は?ぶつかってきたのはあんただろ」
俺はビーナを睨みつけていうとビーナは
「この美の化身たる私の通り道にいるお前が悪い。それだけよ。いい?この世は私がルールなの?私に逆らうことは死と隣りあわせなの?わかったかしら?」
ビーナは手に持っていた鉄扇?のようなもので俺の首に斬りかかろうとするとジュナが急いでわってはいり
「ビーナ・マゴウ。少しやりすぎでは?」
「ふん。帝国の反乱分子め。あなたもついでに殺してあげるわ。アルフレとともにね」
ビーナは鉄扇をおさめアルフレの家から出て行った。




