集落を襲う者
「それで続きなんだけどいいですか?」
アルフレは俺たちに聞くと俺は首を立てに振る。
「それじゃあ次はこの集落の右下にある村ジゴウ村ね。ジゴウ村は圧政によっておさめらているわ。おさめているやつの名はガルドル・ジゴウ。ガルドルには部下はいるらしいけどガルドルは部下を信用していないらしく己の力だけでジゴウ村をおさめているらしいですわ。ガルドルに逆らうものがいればどれだけ優秀な人でも殺すようですわ。またジゴウ村からも逃げようとする奴は即殺すようですわ」
ジゴウ村はガルドルという奴がいなくなればその下にいる人間がクズじゃなきゃなんともなさそうだな。
「そして最後に右上にある村、マゴウ村ですが」
「た、大変です!女神様!」
俺たちがアルフレから話を聞いているとアルフレの家に集落に住んでいる人?かはわからんがめちゃくちゃ慌てながらアルフレに叫ぶ。
「どうしたの。そんなに慌てて。敵が来たのかしら?」
「は、はい!またマゴウの村のやつが来ました!女神様をよこせと!」
「はぁ。懲りない奴らね。客人。少し待っていてもらえるかしら。今から始末してくるから」
アルフレが立ち上がろうとするとジョーはアルフレの前に手を出し
「女神様。あなたが行く必要はありません。このジョーが敵を始末してきます」
「・・・そう。わかったわ。ならジョーに任せるわ」
アルフレはジョーに言うと俺は
「ジョー。俺も連れて行ってくれ。マゴウ村の奴がどんな奴らかみたい。それとどれほど強いのかを」
「ふむ。いいでしょう。後1人くらいは連れて行っでも構いませんが誰かついてきますか?」
ジョーが俺以外でチドラ達に聞くとチドラが
「我が行こう。ちょうど準備運動がしたかったのだ」
「ふむ。それでは3人でいきましょう。残った方は女神様の護衛をお願いします。マゴウ村の奴らは卑怯ですので」
ジョーは残るミワ達に言うとミワが
「ふん。ならあなたは兄様をちゃんと守りなさいよ。わかった?」
「ふむ。私の見る目では守られるようなたまではないと思うがわかった」
俺とチドラはジョーの後についていくと集落で鉄球を振り回す筋肉むきむきの上半身は裸で傷だらけで下半身は短パンをはいたおっさんのような顔をした男が暴れまわっていた。
「うぉらー!集落のザコども!はようアルフレをださんかい!ぶち殺すぞ!」
男は鉄球を振り回しながら近くにいる集落の人を殺しながら叫んでいた。




