亜人会議 3
とうとう100話目です!読んでくださってありがとうございます!
「そうね〜。私も久々に外に出たいわね〜。シソンタウン?の前のとこによくわからない亜人がうろついてたって私のはなったスパイから聞いたからね〜」
マムラは嬉しそうにいうとオメーはマムラに
「そう言えばそこのドSザオーガ。お前のせいで我が同族が減っていってるんだがどう責任をとるつもりでいる?」
「うるっさいわねぇ〜。みみっちい男は嫌われるわよ〜。私は確かにあなたの同族を使ってはいるけど使い捨てにはしていないわよ〜。ちゃぁんと殺したやつにはお礼をしに行ってるし」
「それでもだ。同族を使うことは許さん」
オメーがマムラに言うとマムラは「はぁー」と一息ついた後に
「これはあまり言いたくないし本来なら言うべきではないんだろうけどあなた。部下から全然慕われていないわよ」
マムラはオメーに言うとオメーはマムラの胸ぐらを掴み
「てめぇ!舐めてるのかごらぁ!」
「女に手をあげて声まではりあげてださい頭ねぇ。もうちょいましなことできないのかしらぁ」
マムラがオメーを煽るとオメーはマムラの胸ぐらから手を離した後マムラに殴りかかる。
「調子にのるなよ!このザオーガの女がぁ!」
マムラはオメーの拳が自分の顔に当たる前にマムラはオメーの拳をとめる。
「あらあら。そんなパンチじゃシルキーも倒せないわよ。それに私達今は仲間なんだから仲良くしましょ」
「部下を捨て石にされた挙句今舐めたことを言われた後にそんな奴と仲良くなれるかこのアホが!」
オメーがマムラに怒鳴ると俺が
「そこまでだ2人とも。今回はそんな喧嘩をするために集めたんじゃない。オメー。お前はマムラに自分の部下達が使われているのが嫌なのか?」
「・・・確かにわしは部下には慕われてはいないでしょう。ゴブゴブリンをここまで減らしてしまったのはわしにせきがありますゆえ。しかし、しかし!」
オメーが自分の不甲斐ないことを言うとマムラはオメーに
「自分の部下に対してそう思うならあなたがそれを伝えればいいわ。私はちゃんと確認をとってからスパイにしているから。もしやめて欲しいなら本人らを説得しなさい。説得に応じたなら私は無理強いはしないわ。私の兵に私の訓練を嫌がるものはいらないから」
マムラが言うとオメーは「わかった」と返事をし、キスキルが
「すまない主人。オメー殿は自分の不甲斐なさから部下のゴブゴブリン達を自由にさせていたが故に死亡などの確認がとれておらず最近になって死者が出たのを知ったのだ。だから今回のことはおおめにみてほしい」
おおめにみてほしいも何も幻の大地に関して魔力を注ぐしかしてないくらいの俺が下手なことを言うべきではないからな。別にどうしようとも思わないんだが。




