表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

24/26

第24話 盗賊団への誘い



底辺街から上層へのし上がるために必要なモノは何か?




コネや威厳や血筋や魔力、色々な要素があるが


結局の所『金』である。


で、この底辺街で、『

金』を手っ取り早くたくさん手に入れる手段は・・・限られる。






$$$






ネムリは帰り道を急ぐ。






なんとなく嫌な予感がしたからだ。

もうこれ以上騒ぎに巻き込まれたくない。



だが、悪い予感は的中する。

道の先にイザヤと呼ばれた男が静かにたたずんでいた。





「よぉ兄ちゃん」





迫力ある様子に怯むまいと気をつけながら言葉を紡ぐ。


「どうも」




「さっきは巻き込んで済まなかったな」


「・・・むしろ助けてもらってお礼を言うべき所だ」




「あんたの思っていることを当ててやろうか」




「?」





「この世界は理不尽だ、上にのし上がるチャンスすらも潰されて、この底辺街で抑圧されて生きていくしかない、違うか?」





「まぁ、そうかもな」




「俺と一緒に上を目指さないか?」




なんで俺に?とか

どうしてそんなこと?とか

色々疑問が浮かんだが、

最初に出てきたのはその言葉だった。




「盗賊・・・か」




「ご名答、察しがいいな」





・・・

長い沈黙、イザヤは答えを待っている。

ネムリは間をおいて答えを返す。




「そりゃ・・・上に上がってるんじゃない、マイナス方向に堕ちてるだけだろ」




・・・



ふっとその言葉を鼻で笑う。


「俺には、その考えは、理想追いかけて現実見ようとしてない童貞野郎の言い訳に聞こえるが」




(誰が童貞だこら!)



ネムリは改めて言いなおす。


「なんと言われようと、意見を変える気はない」



イザヤはため息ひとつついて

「そうかい、じゃあな」

そう言葉を残してささっと消えてしまった。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ