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第2話 朝突然、体に激痛が走る
いつものように朝、目が醒める。
変わり映えのないいつもの朝
のはずなんだが、
妙にずっしりと疲労感がある気がする。
なんだこれは?
ピリッ
!?
痛ッ!!!!
ぎゃあああああ!!!
痛い痛い痛い全身が痛い
のた打ち回る。
体をひねるたびに電流が走る。
なんだこれ、なんだこれ
それでも・・・職場に向かわないと・・・本当に俺はよく訓練された奴隷だ事
そーっとそーっと動く。
その挙動はお爺さんのようだった。
違う動作をするたびに痛みが電流の様に走ってきつい
ピリリ
ぎゃあああ!!
俺の挙動にびっくりした大人しそうな女の子がドン引きして去っていく。
あの子昨日ギルドの新人の中に混じってたな・・・
ご近所さんだったのか・・・
$$$
ギルドの教育係の戦士が俺の肩を叩く。
「よぉネムリ、昨日は『いつまで』やってたんだ?」
やってた?
何の話?
「ああ、そうか、『漢の秘密の特訓』って奴なのか」
すまんすまん、これ以上は詮索しないでおくぜ、はははは
勝手に納得して去っていく
わけがわからん