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しるし2(詩集)

曇った硝子

作者: さゆみ


その向こうに何がある

予想はするけれど

現実はまだ見ていない

刻々と近づく朝のスピード

なぜこんなに支配されるのだ


なにひとつ

自ずから開いた頁が見当たらない

載せられてゆく 乗せていただく

そこに余白はなく 考える余地もなく

ページは捲られてゆく


曇った硝子を眺め

時計を見つめ

今朝の一枚を破り捨ててく

シャワーを浴びて

思考を目覚めさせた気になって

窓を開けたらしっとりしてる


さあ いこう

以降はまたあとで

時間がない

今朝も行ってきます




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― 新着の感想 ―
[良い点] 胃腸炎で弱った自分でも、すんなりと読めるくらいスッキリ頭の中に入ってきました。 [一言] いつも、リツイートありがとうございますf^_^;)
[一言] 拝読いたしました。 日常の中にあるものにポエムを感じる。 それがさゆみさんの才能でしょうね。 曇った硝子はどこにでもありますが、人によってはそこに“境界”を感じる。 安穏とした「自分だけの…
2015/02/18 21:54 退会済み
管理
[一言] 詩は難しいものですね。改めて思います。しかし、だからこその意味もあると思いますし、そこにしか表現できない形もあるのだと思います。わたしのようなものが何を言わんかですが、とにかくここにしか、そ…
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