6球団競合高校ナンバーワン選手永谷透
俺はラジオを聴きながら走っていった。
『ラビットズ第一順指名選手 永谷透』
やばいやばい俺指名されたよ!しかも1巡目に。監督から「お前は絶対に指名されるから会見会場にいろ」それを無視してトレーニング場で練習するんじゃなかった。
『もちろんこの選手は指名されますよね。なんだって夏の甲子園で最速160km/h、通算本塁打20本とプロでも二刀流いけるんじゃないかって言われてますからね』
そもそもトレーニング場が学校から遠すぎるんだよ。一旦外に出て徒歩10分程度って、都心だから土地なかったんだろうけど。
『永谷ラビットズに続いてジャガーズ、カモメシーズなどと続き6球団競合です。会見会場の永谷どんな顔しているのか.....永谷会見会場にいませんね。どうしたんでしょう?』
競合ということはくじ引きだなこの信号を渡ればすぐだし間に合いそうだな、この信号車来ない割に長いから赤だけど渡るか。
プップー
プップー?
「君大丈夫?やばい救急車呼ばないと、いやこの場合警察か?」
あ、俺轢かれたのか。
「何があったんですか?」
今きたスーツの人確かラビットズのスカウトだっけ?
「この人が急に飛び出してきて。俺どうなるんですか捕まるの」
「わかりました私が通報とかしとくので落ち着いてください」
あー俺が赤信号で渡ったから困らせちゃった。あーあもうちょっと生きたかった
『ラビットズ永谷のくじを引きました』
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う....
うーんしろ、い天井、心電図の音、病院?体が動かない、あ、看護師さんだ。俺起きましたよ。
声が出ない。
「あ、ふぉれ」
思い通りに声が。
あ、気づいてくれた。
「永谷さん起きてますか?ぱ...院長を呼ばないと」
この看護師さんなんか耳が尖ってるな。なんかエルフみたいな
「取り敢えず。気休めだけだけどヒュラリーング】」
ひゅらりーんぐ?なんか看護師さんの周りが光ってる。
「これで思い通りに声は出ると思います」
「あ、本当だ。何が起きてるんだ?」
「何って魔法...」
「魔法って何言ってるんですか?アニメだけの存在でしょ」
「あっ永谷さん59年間眠ってたんだった」
ん?この人59年眠ってたとか言わなかった?
「えーとなんていうか59年前でいうところの異世界転生?みたいのが起きて」
異世界転生何を言ってるんだこの人。




