そろそろ言いたいことがある!
若干愚痴となっております。それでもよければぜひ最後までどうぞ。
なあ、聞きたいことがあるんだ。
――なんでお前らそんなに追放もの好きなの?
ほら、今日も今日とて追放ものがランキングに蔓延ってるけどさ。なんでそんなに追放もの好きなの? なんでこんなに追放ものがランキングにのるの?
じゃあここで少しデータを載せておこう。
「追放」という単語の入った作品がなろうには1508作品存在する。そのうちハイファンタジーの追放ものは782作。実にハイファンタジーに好かれているなとも思うね。
で、だ。もう一つ見逃せないデータがある。ハイファンタジーの追放もののうち、一万ポイントを超えているのは……。
実に、75作。追放という単語の入った作品の10%は一万ポイント以上を超えている。
では、今度は追放ものの歴史を見ていこう。
追放もので最も古く、そして人気を残したのは、去年の十二月十三日に初投稿された「(´・ω・`)最強勇者はお払い箱→魔王になったらずっと俺の無双ターン」という作品。
おそらく皆様も目にしたことがあるであろうこの作品。なんと初めてランキングにのったのは一年も前なんだ。で、このときはまだ追放ものは流行っていなかった。そのころは「最強の魔導士。ひざに矢をうけてしまったので田舎の衛兵になる」などのスローライフが流行っていた気もするからな。
もう一つ付け足すと、その次に追放ものがランキングに出てきたのは「パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき」というものだな。こちらは五月三十日に投稿されている。
で、追放ものがいつ流行りだしたかというと、それもかなり前で七月、八月ごろだ。
その頃は「体力9999のSSRスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される(7/13初投稿)」や「追放されたS級鑑定士は最強のギルドを創る(6/19)」、「『駄犬』と呼ばれパーティも職場も追放されたオッサン、『金狼』となって勇者一族に牙を剥く!(8/20)」などでこの「追放」というワードがどんどんと広まっていった。
そして現在。十一月六日。
日刊ハイファンタジーランキング上位五位のうち、追放ものは――四作(一作は破門だが)。
その下に控えている「わしジジイ、齢六十を超えてから自らの天賦の才に気付く」だって、前はアクションの部類でトップにあった作品なのだ。
今、ハイファンタジーのランキングに入るには、「追放」か別ジャンルでトップに入った作品でないと、無理。言い切れる。そして、別ジャンルでトップを取った作品だってどうなるかわからない。
さあ、ここまで言い切って最後に言わせて貰おう。
――お前ら、楽しんで書いてるか?
追放とかいう流行を無理して書いて、流行に頼ってんじゃねえだろうな。
それするならやめとけ。もう「あ、これ見たことある」で終わりだ。実質、どこの追放ものの感想欄に行っても「追放ものなのに面白い」って書かれるだけだ。他の追放と比べられるだけだ。面白くなきゃ切られるだけだ。
ならばもっとオリジナルを出そうぜ。
もううんざりなんだ。追放しかランキングに載れないのは。
こんなの俺の愚痴でもあるんだがな。
きっと、どれほどの人間がエッセイで流行を否定しようが、どうせ収まらないのは知っている。これが負け犬の遠吠えであることも知っている。
だからここまで読んでくれた読者よ。こんな俺の愚痴を聞いてくれてありがとう。データ集めんのすげえめんどくさかった。
ま、これが誰かに届きますように。……なんて、綺麗に締めてみたり、な。
最後までお読みいただきありがとうございます。意見などあればぜひ感想欄へ。作者マイページが閉じられているのは……。少し強気に書いたから怖いんじゃ()あ、データあんまり細かくなくてすんませんね。




