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第24話 急ですね、中嶋さん

久々の投稿になってしまいすいません。

なるべく毎週の投稿を心がけて執筆していますので、今後ともよろしくお願いします。


放課後になり、未提出のプリントを仕上げ帰ろうとすると、聞き覚えのある声に呼び止められる。

「松崎さんっ」

振り返ると、そこにいたのは中嶋さんだった。

「急ですが、この後カラオケに行きませんか?」

2人でカラオケなんて、胸熱展開じゃないか!

天使の歌声とデュエットですか。 練習もしてないし、俺が足を引っ張るわけにはいかないしな。 まぁ、2人で楽しめるなら、何でもいいか!

「うん、予定もないし構わないよ」

「よかったです。 3人で楽しみましょうね」

まて、3人ってなんだ。

俺はてっきり、2人だけだと思ったのだが。

「あのさ、3人って、俺と中嶋さんと…………誰?」

「もちろん、なつめちゃんですよ」

あー、なつめちゃんですか。

「なつめもいるんだな」

「はい、ふたりとも喧嘩をしたままのようなので、早く仲直りをしてほしくて」

「その気持ちは嬉しいけど、今回はキャンセ……」

中嶋さんの白く細い腕が俺の袖を掴んでいる。

「行かないで下さい……」

中嶋さんはぼそっとつぶやき、俺が帰ろうとするのを拒んでいる。

振り解けばいいのだが、中嶋さんにそんなことはできない。

「なつめとはあの日以来話していないし、少し気まずいんだ」

「それなら、早く仲直りをしちゃいましょう」

「んー、そうだな。 なつめがいないと何が物足りないし、よろしく頼む」

「はいっ、頼まれました。 そしたら、1時間後に駅前のカラオケ店に来て下さい」

「ああ、了解した。 んじゃ、また後で」

「はい、また後でです」


なつめとはよく喧嘩もするが、話さない期間がここまで続くのは稀だ。

期間が長引くほど、お互いに気まずくなって話せなくなる。

でも、気がつけば仲良く話している。

そんな感じだった。

「とりま、急いで帰りますか」

ワクワクもするが、緊張もするカラオケになりそうだ。

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